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第15話 ページ17

深雪「そーゆーことっ!」

広津「にしても__」

深雪「心配しすぎですよっ!」





露乃「あら、探偵社の皆さんお疲れ様。何やってるの?」

与謝野「見ての通り、さ。」

露乃「ふぅん、中也貴方は大丈夫?」

中也「俺はまだいける。“お願い“通り体力は温存している。」

露乃「ふふ、悪いわね。本気を出さないように指示をして。」

与謝野「それよりもさっきは苦しそうにしていたけど平気なのかい?」

露乃「してませんよ。今きたんですけど。」

与謝野「……?」

若人「もう帰っていいかしらぁ?」

露乃「どうぞ。次いつきてもいいから。」

若人「そう。」

与謝野「ちょっと……!」

露乃「なんで逃したって?教えてあげる。」

与謝野「?」

露乃「その方が、楽だからだよ。」

太宰「楽?どうして」

露乃「いや楽は楽なんだよね。その方が…こう、子供も引っ張り出しやすいんだよね。」

太宰「じゃあこれは囮作戦?」

露乃「うーん、囮作戦っていうのもちょっと違うね。」

中也「しっかし……困ったもんだ。」

露乃「マルさん、ちょっと出てきて。」

マル「今のは私じゃない。」

露乃「大まかに言えば。」

国木田「貴様!!」

マル「あら、どうしてこんなに構える?」

国木田「貴様が、ダークファルス……」

マル「早く帰るんでしょう?」

露乃「買い出し。みんな解散!」


****


サラ「おかえり」

太宰「全く、異能者でも歯が立たないなんてね。」

サラ「ってかあんたは支援型でしょ」

少しはいたずらしてもいいよね。

太宰「ちょ、サラ!?私は子供ではないのだよ!?」

サラ「私の縁者が子供っぽいんだよね。悪い悪い!」

夢原「……」

私も太宰さん独り占めしようと考えてたのに。
まあいいか。
此処には男がいるからねっ


中島「お疲れ様、夢原さん。」

サラ「全く、手のかかる。」

中島「あはは…大変そうです、ね」


サラ「本当に困った……」

中島「?」

サラ「いいや、もう平気だよ。」

中島「??」

太宰「それが女心だよ、敦くん!」

クーナ「そういう意味の趣旨の発言ではありませんよ。」

太宰「うわっ!?い、いきなりすぎだよ!?」

クーナ「早く慣れてください。」

太宰「す、すまない」

夢原「……サラさん。この後時間あります?」

サラ「ごめん、アンタと話してるほど時間ないんだ。悪いね。」

クーナ「時間なら私ありますけど。」

夢原「な、ならいいや。」

こ、この女誰。名前忘れてたな…クーナだったような?

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作者名:黄泉 | 作成日時:2019年2月12日 14時

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