第12話 ページ14
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中也「お帰り。」
露乃「ただいま。」
中也「で収穫は?」
露乃「ゼロだね。……でもこーんなにうまく行きすぎちゃって逆に私怖いです。」
中也「そうか。太宰と会ったんだろ?」
露乃「はい。
中也「しっかしな……。」
真冬「マスター……」
中也「お、起きたか。シャオ?」
真冬「真冬ですが。」
中也「あーっとすまん。中々慣れないな」
真冬「……マスター」
露乃「どうした?」
真冬「いえ、何も。」
露乃「……さて、そろそろクーナちゃんに動いてもらおう〜。」
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クーナ「何用ですか?」
リサ「おやおや、早かったですねえ。」
サラ「私まで連れてどうしたのよ。」
リサ「ああ、露乃ちゃんから指示が来ましてねぇ。」
サラ「全くあの子は……」
リサ「でもでも!此方の敵も撃っていいって許可が出てるんですから。」
サラ「はぁ……呆れる…で、指示って?」
リサ「ああ、武装探偵社を戦闘に向かわせる。それと、いい感じに離れておけ、と。」
サラ「あー……うん、なんとなく理解した。いったん戻ろう。」
クーナ「ですね。」
リサ「ああ、あともう一個。」
サラ「?」
リサ「探偵社員を男女関係なく呼び捨て。」
サラ「うわ……軽く怒ってるな。」
**数日後**
国木田「わかった、すぐ行く!」
サラ「どうしたの?国木田」
国木田「急に呼び方……」
サラ「緊急事態?」
クーナ「慌てる事案ではありませんね。」
国木田「いや。それがな__」
太宰「そんなに深刻な顔してどうしたんだい?」
国木田「マフィアのある倉庫が襲われて手を貸せと軍警から。」
太宰「これはまた遠回り___仕方ないか。」
サラ「(って言ってもこれはクーナが頼んだだけなんだよね…)」
国木田「異能を持ってるやつら全員、用意しろ。」
乱歩「んじゃ、僕もお留守番」
サラ「私もね。」
ナオミ「お兄様も、頑張ってくださいね。」
国木田「……行くぞ。」
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若人「全く、これはつまんないわぁ」
広津「困りましたな……」
若人「……ふぅ、人を傷つける趣味はもうないのよねぇ。そもそも男が多いし。」
広津「さて__応援部隊はいつ来ますかね。」
露乃「あいつら来たら黙っといて?若人もだぞ!」
若人「わ、分かってるわよ!!」←すでに戦って負けてる。
露乃「んじゃ、隠れる!!」
どこに隠れてるかは秘密〜!
って事で←
中也「すまない…」
広津「いや。気にするな。」
若人「(なんだか、色々不安…)」
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作者名:黄泉 | 作成日時:2019年2月12日 14時