第１０６話 ページ14
蟒蛇「あー……そうか。」
森羅「例えば、芥川君とか。後は黒蜥蜴も動かしたら完璧。」
国木田「……なるほどな。じゃあ太宰と敦がいけ。」
中島「え、あ…はい！」
真冬「……あ、じゃあ私は時間なんで帰ります。」
中島「お疲れ様です。」
森羅「え、先輩もう帰ってしまうのですか？」
真冬「ええ、今日は特別な日なの。」
太宰「……早く帰るなら夕飯の用意も頼むよ。」
真冬「わかってますわ。」
・
・
太宰「……さて、私たちは任務の方を頑張ろうか。」
中島「あ、はい！」
国木田「会議を続けるぞ。」
中島「あの、敵は何故例の洋館に？もっとこう……最適な場所があると思うんですけど。」
森羅「……洋館だと何かが良いのでしょうか。」
国木田「まだ調査中だ。谷崎、マフィアとはどうだ？」
谷崎「まだ返信は来てませんね。大丈夫なンでしょうか？」
国木田「太宰、これはどう思う？」
・
真冬「来華、お迎えありがとう。ここからは私だけでいいから。治の様子をメールで頼んだ。」
来華「……うん。」
なんだかこの服装には違和感があるなぁ。
まぁ動きやすい服装らしいんだけどね……エプロンドレスって動きやすいの？
来たことがないから……なんとも言えないんだけどねぇ。
真冬「私は嘘を重ねるのが一番得意分野なの。」
来華「真琴さんには話はつけてある。後は武装探偵社が問題だが？」
真冬「完璧。……他はマフィアに任せる。」
来華「あの、もうこんな遊びやめたら？」
真冬「これがやめられないんですわ。」
来華「仕方ないわねぇ」
真冬「………じゃ、また今度。」
ーー
ーーー
和泉「……ゼロ。」
ゼロ「うん、君らは優秀だ。」
真冬「残念乍ら、マフィアの異能者のリストは入手不可でした。」
ゼロ「でもいいよ。もうマフィアはいい。」
真冬「何故です?」
ゼロ「興味などないからだ。そもそもこの街はもうすぐで引き払う予定だからだな。」
真冬「その前にこの街の異能者に一矢報いる…気でしたの？」
ゼロ「はは、そうだな。」
真冬「……さて、探偵社とマフィアも動くようですよ。」
ゼロ「そうか。では、部隊をまず４つ動かせ。1番の部隊は先に敵を混乱させよ。」
和泉「うふふ、楽しいですね。」
真冬「ですね……和泉ちゃん。」
和泉「例の資料も頂けましたし。」
真冬「うふふ、異能の件でしょ？」
ゼロ「和泉、真冬。」
真冬「はぁい？」
ゼロ「マフィアの密輸ルート奪え。１部隊連れて行け。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黄泉 | 作成日時：2018年10月11日 18時
