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第47話 ページ1

その日は森先生と一日中買い物をした。
主に洋服屋さんメインで回った。エリス嬢も中々大変そう……。
2人では持ちきれなくなり、構成員を数人呼び私の家まで運ばせた。

橘「おかえりなさい。」

珍しく部下がエプロンをつけて料理をしていた。
なんだろう、部下と結婚したみたいだ。
(ただ私が何もしないだけ)

冬華「ただいま。」

橘「今日は幹部様の大好きなハンバーグですよ。」

冬華「おお、嬉しい。」

太宰「あ、お帰り。かなりの大荷物だね。」

冬華「ええ。共喰い事件も終わったし……色々遊んでたの。」


太宰「……確かにそうだね。」

大量の紙袋の山を見ながら話す。
うん、買いすぎたかな。

冬華「……しばらくは洋服買わなくてすみそうね。」

橘「凄い……どうするんですか?」

冬華「三階の空き部屋に置こうかなッて。」

橘「なるほど。」

今は私たちと橘、サトちゃんとレンと暮らしてる。
マユちゃんは一人暮らし始めて、真緒と小華は二人暮らし。

来夢ちゃんと智花ちゃんと双葉は来夢ちゃんの実家で暮らしてる。両親はもう他界したとか別暮らしだとか。
結城とレイラは同じマンションに暮らしてるらしい。


あ、新婚です。新婚っていいですね。

冬華「治は?」

太宰「ここにいるけど。」

冬華「ずっといたの?」

色々ありすぎて治が見えなかった。

太宰「冬華は……かわいいね。」

頭を撫でられる。お兄ちゃんにはよく頭を撫でられたものだ。

冬華「頭撫でられるの、好きだ。」

太宰「んんっ!?」

サト「治さん…鼻血出ちゃってますよ!」

太宰「う、うん……わかってる……。」

サト「や、ヤバイですって!!」

冬華「……なんか気持ち悪い……先風呂!」

橘「ええっ!?仕方ありませんね……。」

サト「大変だねぇ。」

橘「ですね。」

サト「ああ、寝巻を忘れてますわよ!」

橘「太宰さん、床の掃除お願いしますね。貴方達の新居ですよ?」

太宰「そうだねぇ……やっておくよ。」

橘「あ、そういえば……そろそろハンバーグ。」

太宰「……そうだ、風呂覗くか。」

レン「それは、俺が許しません……!」

太宰「おや……君も邪魔するのか?」

レン「流石に幹部様の邪魔はさせません。」

太宰「なら仕方ないね。」

サト「そろそろ配膳してくださいよ。」

ーー

冬華「おお、いい感じに仕上がってますね。」

サト「……今日の寝巻きですか。」

冬華「ええ、可愛いと思ってね。」

サト「素敵です。」

太宰「うん、可愛いよ。」

第48話→



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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年8月24日 12時

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