検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:5,354 hit

第45話 ページ48

マユ「なぁ、ステッキで色々遊んだけどよ……コレってあいつら管理人の思うツボではないか?」

真緒「ですね……。ステッキはマフィアの方々に売りましたし。」

マユ「ねぇ小華。」

小華「私は“探偵社員”として働くの。」

マユ「そう、ステッキの乱用は?」

小華「禁物。」

マユ「いってらっしゃーい。」

小華「……ん。」

フードを深く被って出掛ける。
人形を詰めて___

真緒「……いってらっしゃい。」

マユ「私も出掛けるわ!」

真緒「うん、いってらっしゃい。」


ーーー

太宰「おお、この公園は花が綺麗。」

冬華「……うん、綺麗だね。」

太宰「冬華……が一番綺麗だけど。」

冬華「治はどんなお花が好き?」

太宰「そうだねぇ……向日葵とか…かな。」

冬華「……そう」

太宰「……少し待っててね。飲み物買ってくる。」


冬華「分かった。」

少し花に夢中になっていた。

レン「冬華様。」

冬華「治は?」

レン「まだ……です。」

冬華「治……?」

レン「姉さん?」

サト「放置で。……飲み物。」

レン「買いに行ったけど……遅い。」

サト「遅いね。」

冬華「……花、綺麗。」

サト「ですね、この時期はいいですよね。」

太宰「冬華……。」

サト「あ、太宰さん。」

太宰「普通に迷子になった。」

冬華「おっそい。」

太宰「……テーブル席。」

レン「……ああ、席なら用意しておきました。」

サト「冬華さん……は車椅子ですもんね。」

冬華「……治。」

レン「俺ら近くにいるので、何かあったら呼んでくださいね。」

冬華「治は……探偵社ではちゃんと仕事してたの?」

太宰「まぁね。」

冬華「……そう。」

太宰「頑張ってるよ、それなりに。」

冬華「よかった……治。」

太宰「マフィアの方は?」

冬華「……ふふ、順調。手、好き。」

太宰「私のかい?」

冬華「うん、とっても好きよ。」

太宰「!」

冬華「どうかしたの?」

太宰「……あ。」

再び怖い目。
なんだろう……恐ろしい気配がする。
不満だなぁ……。内心見られてたり??


冬華「……そうだ!私自分の力で……治以外の人を消してしまいましょう!」

太宰「急に何を……?」

冬華「まずは国木田さんが良いかなぁ?」

太宰「……何言って。」

冬華「ふふ……私は正気ですよ。」

サト「車椅子を返却して参ります。」

冬華「ええ、有難う。」

太宰「……どんな理由であれ、探偵社の仲間を傷付けるのは許さないから。」

冬華「そうよね?」

太宰「そうだね。」

第46話→←第44話



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:文スト , 魔法少女サイト , 日常系   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黄泉 | 作成日時:2018年7月21日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。