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第38話 ページ41

太宰「普通の家だね……。」

来夢「地下室もあるのよ。そこでハッキングしてる。」

双葉「ドーナツは?」

来夢「出来てますよ。」

双葉「この箱……なに?」

来夢「冬華宛よ。中身の察しはつく。」

結城「……ん、太宰さん居たの?」

太宰「何故か連れてこられた。」

結城「まぁ軍警相手じゃ私らも勝てっこないわ。」

太宰「……。」

結城「……私の異能力じゃ何も役に立たないし。まあ首の骨を折るくらいしかね。」

太宰「首は折れるんだね……。」

結城「はい、余裕で。」

太宰「あ、そうなんだ。」

朝日「戻ったよ。やっぱり目を欺く為に救急車呼んだ。」

来夢「良くやった。夕陽は?」

朝日「どっかいった。……多分冬華の搬送先だ。」

太宰「じゃあ……大丈夫なんだよね、あの子。」

指輪を触りながら言う。
不安で堪らない。それにポートマフィアの構成員達に守られてる理由___

もしかして……私や冬華に何かがある?
それともこの子達……?


朝日「太宰さん、来夢ちゃんのドーナツでも食べて元気出してくださいよ。」

太宰「……そういえば。」

朝日「?」

太宰「あの子は何処の病院に?」

朝日「……この紙に書いてある。サト、レン。」

レン「先輩?」

朝日「……ん、護衛は任せた。絶対捕まるな。君達兄妹は頑張って。」

サト「途中で刺さない様に気を付ける。」

レン「…そんなに元幹部が嫌いか?とりあえず俺も気をつけるわ。」

サト「レン!獲物の護衛は久々だ!」

レン「……サト……服買うから……護衛。」

サト「では行きましょう!」

太宰「(凄い殺気だ……)」

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年7月21日 20時

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