第11話 ページ20
小春「もう転送されたのね……優秀。」
三日月「五虎退。偵察頼む。」
五虎退「は、はい!」
小春「その必要はないみたい。」
五虎退「ほ、本当ですね……。」
三日月「では参る。」
来夢「えっと…こっちに向かって来るんだけど!」
小狐丸「しまっ……。」
来夢「……なんて、ビビる訳がないのだけれど。」
そういって杖を振って結界を張った。これで破壊されたら小春ちゃんのステッキで叩き潰すしかない。
透華「ちょっと、コイツらヤバくないですかね。」
来夢「確かに。小春ちゃんはハンマーを透華に渡して。」
小春「えっと…わかった。」
透華「私に戦わせるの?本当嫌な子。」
来夢「すまん。刀剣の治療までしたいから。」
小春「う、うーん。」
一回来夢が結界を解除する。
それとほぼ同時に2人はほうきで刀剣の方に飛んでいく。3人は初めは驚いてはいたが、少し慣れたみたいだった。
来夢「すぐにこっちへ戻る!」
……えーとこの紫っぽい敵さんをどうしろと?
小春「まっ……透華ちゃん!」
透華「えッ!上からも来るのか。」
近寄ってきた敵さんを叩き潰す。
うーん、なんだかなぁ。
小狐丸「1人で…?すごいな。」
地味に褒められながら進軍。
三日月「そろそろ敵の大将が出て来るな。」
来夢「えーっと、小春ちゃんは五虎退くんの手当て終わった?」
彼は、小春の行動にギョッとして動けずにいた。
まぁ、赤の他人の血を飲むのは抵抗あるもんね、わかるぞ。
五虎退「えっと、ありがとうございます。」
小春「大したことなくて良かった。(こっちの出血が少なくって助かるんだけれど。)」
透華「来たみたい。」
三日月「銃兵がくるぞ。」
透華「じゃあ、お試しで!」
と言って扇をふるって強風を起こすイメージをする。
小狐丸「……主様が言った通りの力……これは本物ですね。三日月殿。」
三日月「ああ。こればかりはこのじじいも驚いた。」
五虎退「み、皆さん素晴らしいです!せ、戦闘始めましょう!」
小春「えーっとなんですごいスピードでこっち来てんの。刀剣男士スルーですかい?」
なんだろう、うん。不思議だ。
来夢「透華、もう来てるよ!」
透華「えっ?………ぎゃっ!」
来夢「小春、ステッキ借りるぞ!」
小春「えっ、あ…こっちは只の女の子ですから許してください!!」
地割れと言っては大げさだが敵を叩き潰す。このステッキはどんなものでも叩き潰せる。
敵だって人だって関係ない。
透華ちゃんが心配。
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@(プロフ) - 貴方の文ストの作品だがオリジナルフラグ立ってんぞ初心者じゃあるまいしルールくらいちゃんと守れ (2018年6月23日 17時) (レス) id: 2ba178c985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年6月14日 19時