第６話 ページ11
夕食後。
三日月「少し良いか。」
透華「……？」
露乃「ええ、良いわよ。」
三日月「その女が粟田口の部屋で倒れたと聞いた。」
露乃「あら、心配してくれるのね。」
三日月「まあな。それよりこの本丸の処分はどうなる。」
露乃「削除よ。さっき役人から連絡が入った。他へ移動する刀剣以外、本丸ごと削除だ。」
三日月「……恐ろしいことをするのだな。」
露乃「ふふっ……あなた方の主よりはまだマシだわ。」
三日月「そうか。にっかり青江と石切丸もお前たちに託したい。」
露乃「良いけれど……。」
三日月「まだまだ若いだろう？なら彼らを、よろしく頼む。」
長谷部「おい三日月。審神者が呼んでる。」
三日月「む、もうそんな時間か？ではまたな。」
長谷部「全く……あの人は三日月が好きなのだな…。」
露乃「あら、ここの三日月さんと審神者は恋人同士か？」
長谷部「ああ、そうだな。」
露乃「ふぅ。そろそろね。」
長谷部「？」
なんだか、空気がおかしい。
おかしいと言ったら誤解はあるが___
重々しい空気。気持ちが悪い。
露乃「処分は完璧だわ。」
謎の女が何もない空間に向かって話し始める。
審神者力か？
にしてはコイツらからは一切霊力を感じない。
ああ、逃げたい。
でも動けないのだ。
不思議と。
参「不幸だねー不幸だねー」
透華「か、管理人さん。」
小春「長谷部くんには刺激が強いから出てって。」
長谷部「えっ？」
……ぼやっとしてる間に外へ追い出されてしまった。
中で彼女たちが報告をしてるのが聞こえて来た。
管理人と呼ばれているのは比較的高い声の女性。
でも、この本丸も今日でおしまい。
そう考えたら、俺らは幸せだったのか？
それとも、不幸だったのか？
(ごめんなさい、唐突に終わりました。)
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@(プロフ) - 貴方の文ストの作品だがオリジナルフラグ立ってんぞ初心者じゃあるまいしルールくらいちゃんと守れ (2018年6月23日 17時) (
レス) id: 2ba178c985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黄泉 | 作成日時：2018年6月14日 19時
