第４話 ページ10
黒鶴丸でます。
表示は黒鶴「」です！
＊
蜂須賀「加州清光！脱走した刀剣男士だ！」
加州「あれは……鶴丸国永！？」
蜂須賀「あの子と接触させるのはマズい……！」
・
美桜「……あれ、気配消えた？」
アフィン「……それなら、どっか行くか？近くにカフェもあるし…」
美桜「そうだね。気配も少ないし……」
アフィン「そうだな……例の時間遡行軍とやらだったら、ユズさんが何とかしてくれるだろ。」
美桜「うん、そうだね…」
アフィン「大丈夫か？」
美桜「いや、たまには名前で呼んで欲しいな、って。」
アフィン「……う、確かに…」
美桜「ほーら、呼んでみてよ。」
アフィン「あ……み、美桜。」
美桜「んふふ、嬉しい」
アフィン「なんか、照れる……？」
美桜「アフィン？」
アフィン「……追いつかれた、？」
？？「やっと……やっと追いついたぜ…」
美桜「貴方…誰です？」
？？「俺？」
美桜「そうよ。貴方以外に誰がいるのかしら。」
？？「君らに名乗ってもなあ」
美桜「じゃあなんで着いてきた。こっちは久し振りのお出掛けなんだぞ？」
？？「関係ないな」
美桜「まぐれってやつですかねー。」
アフィン「相棒、こいつ、色が違うが鶴丸国永だ！」
美桜「鶴丸？」
アフィン「相棒が寝てる間に教わったんだ。資料ももらったし間違いないと思うぜ」
黒鶴「まあ、今は訳合って刀剣男士から逃げている。」
美桜「ふーん」
黒鶴「そういえば、お前か？時間遡行軍を倒したのは。」
美桜「ええ、まあ。………うーん」
アフィン「相棒？」
美桜「これさあ、シエラに頼んでコールドスリープさせる？その方がいいと思う。大人しくなるぜ？」
アフィン「ま、まださわがしい奴と決まった訳じゃ…」
……ってこの鶴丸国永以外にも誰かがいるなあ、まあ美桜は何かしら勘付いているだろうけどよ
美桜「まあ、今日は遊んであげてもいいですけどね。」
一応、一応ね。
私相棒っていうのは気持ちも汲みとってあげるし、汲みとってくれるはず。
黒鶴「そうか、それは助かるなあ。」
美桜「あら、感謝されるなんて嬉しいわ。相棒。」
アフィン「……へ？」
美桜「そろそろ気が付いた？」
アフィン「そうだな。おーい、そろそろ出て来ても問題ないぞ？2人いるんだろ？」
加州「あれ、ばれてた？」
蜂須賀「……完璧だと思ったんだけど」
美桜「一回会ったことあるからなんとなーくそうかなって。合っててよかった！」
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作者名：黄泉 | 作成日時：2020年1月16日 22時
