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第3話 ページ9

美桜「そうね。」

アフィン「ユク姉にも食わせたいんだけどな」

美桜「あの子は寿司苦手でしょー?」

アフィン「そうだな。」

美桜「そうだったそうだった。」

加州「ほら、寿司以外にも沢山あるから食べなよ?」

美桜「え、ほんと?じゃあ沢山食べるー!」

加州「うん、この焼きそば俺が作ったんだ」

美桜「ほんと!?」

***

ユズ「えっと、本当に平気?」

美桜「はい!ご飯も美味しかったですし。」

ユズ「また遊びにきてね!」

美桜「ええ、また来ますね。」

アフィン「本当、御世話になりました。」




ユズ「ねえ、蜂須賀、加州。」

加州「わかってる。しばらくは様子見た方がいいんでしょ?」

ユズ「ええ。私の後輩になるのなら、例の本丸も、彼女を守ることも、重要よ。」

加州「わかった。未来の審神者のためだもんね。」

蜂須賀「君の為なら、護衛だって余裕さ。」

加州「じゃ、行こうか。」

ユズ「私の為にも、頑張って。」

蜂須賀「勿論」

**

アフィン「なあ、相棒。」

美桜「ん?」

アフィン「昨日はゆっくり眠れたか?」

美桜「ええ、久しぶりゆっくり寝れた。」

アフィン「ならよかった。今日こそ買い物か?」

美桜「一応、かな。」

アフィン「今日こそ、新しい服か?」

美桜「ええ。昨日は、遊べなかったもの。」


アフィン「今日は一日付き合うぜ、相棒!」


美桜「ありがとう、嬉しい。」

まあ。
刀の付喪神に会う機会なんでそうそう無いと思う。から、この経験は貴重だったと思う。

アフィン「にしたって、あいつら、なんで過去に……っと相棒の前で過去の話はダメだったか。」


美桜「気にしないで。」


アフィン「体調、実際不安定なんだろ?」

美桜「そうね。理由はまだちょっとわかってないんだけどね。」

アフィン「そうか……体調が良くなるまで俺が一緒にいるからさ。」


美桜「ありがとう、最高の相棒だよ。」

アフィン「そんなに誉めるなよ〜」


美桜「アフィン〜、走れるかーい?」

アフィン「体力は平気だが」


美桜「そう。かなりスピードあげるから、最悪私の服に捕まって。あ、一応鞄持っとくわ。」

……何かが見てる。
前回、領域隔離したまんまだからなんとか見えないはず……多分。





加州「あ、美桜走ってる……っていうか…早くない!?」

蜂須賀「なんとか、追いつくしか…」


加州「ってか何から逃げて……」





美桜「よーし、相棒ー」


アフィン「お、おいっ……待てって!」

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作者名:黄泉 | 作成日時:2020年1月16日 22時

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