第１話 ページ7
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ユズ「なるほど、報告ありがとう。」
蜂須賀「いや、当たり前のことだ。」
ユズ「そっか。……で、あの女の子は？」
蜂須賀「少しだけ熱があるみたいだけど……時間遡行軍を倒すほどの２人組だからね。」
こん「政府としては、放っておけないですね。」
ユズ「それもそうですね。でも今は回復を待ちましょうか。」
蜂須賀「では様子を…」
ユズ「大丈夫、薬研達が診てる筈だから。」
こん「政府には、まだ言わぬようにします。」
ユズ「お願い。」
こん「はい。」
＊＊
薬研「っと、こんなものでいいか？」
アフィン「悪いな、これで相棒も休めると思う」
薬研「それならいいんだが。」
加州「どこも怪我してないから良かったよ。あいつら、君たちの時代にも……」
アフィン「？」
美桜「ん……ちょっとしんどい…」
アフィン「あ、相棒。少し熱があるみたいだから、今日は泊まりだ。」
美桜「え、泊まり？」
アフィン「ああ。……なんでも、ここの主人が相棒に御礼がしたいってさ。」
美桜「そう、それなら…泊まってあげてもいい。」
アフィン「そっか」
薬研「あんた、今日夕飯は？」
美桜「食べれる。」
薬研「そうか」
美桜「でも、明日は……明日こそは…お買い物」
アフィン「良くなったらな。」
薬研「出かけるのなら、俺らがついて行く。」
美桜「なんで？」
薬研「心配だからな。」
美桜「そう。」
加州「ねえ、そろそろ夕飯の支度始めるよー。」
アフィン「人手が足りないなら俺行くよ」
薬研「いいのか？」
アフィン「一応、世話になるからな」
加州「………じゃあこっちきて。」
美桜「あ、まって…」
薬研「アンタはまだ寝ておいた方がいい。」
美桜「あの、ここは…？」
ユズ「本丸、ですよ」
薬研「大将…！」
ユズ「始めまして、お嬢さん。といっても私と同い年くらいかしら。」
美桜「貴女が、ここの主人？……はじめまして。」
ユズ「はじめまして。私はユズって言うの。」
美桜「…私は美桜って言います。」
ユズ「美桜？かわいいお名前ね。……さて、あなたが接触した、敵のことについて説明しますけど……よろしくて？」
美桜「……大丈夫ですよ。」
きっと、みんなのとっても気になるかもしれないし。
ユズ「じゃあ説明するわね。簡単に言うと時間遡行軍。ここは西暦2300年。2100年代からかしら。過去への攻撃が始まってね。」
美桜「過去に？なんで？」
第２話→←いつか出てくる、この話での創作設定とか色々用語集とかも！！
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作者名：黄泉 | 作成日時：2020年1月16日 22時
