第１８話 ページ24
アフィン「維新の記憶…か。」
美桜「ええ。戦場的にも簡単ですし。」
アフィン「よし、じゃあ転送門の前に行こうぜ」
清光「そうだね。よーし、主に褒めて貰えるように頑張る」
アフィン「おっ？認めてもらうのに苦労するぞー？」
清光「えっ？そうなの？」
美桜「どうかしらねえ」
清光「え、が、頑張るし……！！」
美桜「そう、じゃあいってらっしゃい。」
清光「行ってくるね！」
美桜「はい、いってらっしゃい。」
＊＊約１週間後＊＊
こん「審神者様、就任１週間目ですが如何です？」
美桜「うーん、楽しいといえば楽しいかな。」
こん「そうですか。貴方は他の新人審神者よりも刀を集めるスピードが速いですから……期待されていますよ。」
美桜「あら、嬉しいわ。」
こん「……新たな刀が顕現したようです。」
美桜「そう。……」
鶴丸「よっ！」
美桜「あら、鶴丸？」
鶴丸「主、そろそろ部屋の外に出ないか？」
美桜「いやよ。……私は忙しいの。」
鶴丸「ふーん」
美桜「ねえ、鶴。あまり用がないのなら、この部屋に来るなって言ってるじゃない。あんたもよ、髭切。」
髭切「おや、結構気に入られてると思うんだけどなあ。」
美桜「んなわけあるか！」
アフィン「相棒！」
美桜「あ、アフィン！あんたにしては遅いわね。」
アフィン「ご、ごめんって……」
美桜「ふふ、良いわよ。」
アフィン「なあ、本当に……部屋の外に出なくて良いのか？」
美桜「ああ、たまに私の部屋に来てくれるからさ。」
アフィン「それなら良いが……粟田口の短刀たちが寂しがってたし。それに…鍛刀部屋ですら、入れないから…」
美桜「ああ、新しい刀剣男士…一期さんの可能性が高いわね。分からないのだけれど。」
アフィン「なるほど…。で今日の任務は？」
美桜「終わったわよ。……資材集めとか新撰組の子たちに任せてますし。」
鶴丸「あの刀達は良く働くもんなあ。」
美桜「そうね、すごく……助かってるわ。」
たまーに、だけどオラクルに戻って其方側の任務もこなせるからなあ。
うん、でも本当に顔見せないと皆心配させるだけだろうけどな。
アフィン「そろそろ、新しい洋服が必要かもな。」
美桜「そうね、いつもの洋服ルームから取ってきて。」
アフィン「分かった。ついでにシエラさんやシャオさんに挨拶もしてくる。」
美桜「一乃や雪乃…と双葉にもね！」
アフィン「分かってるよ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黄泉 | 作成日時：2020年1月16日 22時
