第7話 ページ13
アフィン「メディカルセンターまで送っていくよ」
美桜「ありがとう、優しいのね。」
アフィン「一応は、相棒だろ?それにさっきだって…」
美桜「気にしないで。」
アフィン「でも…」
美桜「気にしないで?…今度美味しいの奢ってよね!」
アフィン「ああ、わかった。」
美桜「それならいい。……ってメディカルセンターどっちだっけ」
アフィン「右だ、相棒」
美桜「あ、ありがとうー!」
**
シャオ「ふーん、それで無理を?」
美桜「うん。というか久し振りに会話しながらだったし数も数だったからさ。」
シャオ「アフィンから連絡をもらった時は焦ったよ。本当に、君はいつも…」
美桜「ごめんって」
シャオ「まあ理由は聞くまでもないね。」
美桜「ごめんね、心配かけちゃって………でさ、あの鶴丸おかしいよね?」
シャオ「原因は人間さ。」
美桜「だろうね。」
シャオ「まあ、君が攻撃を食らったのも、君のあの言動だろうね。」
美桜「だって時間なかったし!」
シャオ「時間の問題じゃないだろう……?」
美桜「そ、それもそうね…!」
シャオ「怪我もそこまで酷くないようだね。」
美桜「少し安静にしておけばなんとかなるかな。」
シャオ「そうして」
美桜「そうします。」
**
アフィン「なるほど。でもキズはすぐ治るんだろ?」
美桜「ええ。今日明日は安静にしてなさいって。」
アフィン「落ち着いたら、どっかの惑星のダーカー討伐に行くか。」
美桜「それもそうね。」
*
ユズ「ですから、私は彼女がどこに居るのかわからないんですよ。」
雪野「で?」
神楽「雪野さん、落ち着きましょうって。とりあえずはあの時代にあの鶴丸がいるのは確定なんですから。」
ユズ「だから、言ってるじゃないですか。」
雪野「じゃあ、あんたがその女と鶴丸国永を探し出せ」
ユズ「わかってますって。」
神楽「じゃあ。お願いしますね」
こん「……」
ユズ「ふう、通信終わり」
加州「次あったら、美桜も審神者試験受けるの?」
ユズ「うん。あの鶴丸をひるませた、ってとこが大きいかな。」
加州「そうなんだ…」
ユズ「どうしたの?」
加州「なんかさ、心配になっちゃって。」
ユズ「大丈夫よ、いつかまた会えるわ。」
加州「そっか……そうだよね」
**
美桜「アフィン!」
アフィン「お、相棒!」
美桜「今日から、リハビリも兼ねて出撃許可をもらえましたー!」
アフィン「良かったな!相棒!」
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作者名:黄泉 | 作成日時:2020年1月16日 22時