第２話 ページ5
姫「……って感じだね。わかった？」
清光「わかった。」
姫「……そう。今から鍛刀してその子と一緒に出陣をしていただきましょうか。」
清光「うん！」
……確かもう昼ごろかな。
姫「…鍛刀しよっか。清光？」
清光「うん。」
その後ざっと状況を説明すると、鍛刀をして私はとりあえず3人前の昼飯を作った。
今日は気分的にオムライスにした。
昼飯時に食事の仕方を教えなければ……と考えていたのだが、大丈夫だろうか。
清光「主、新人来たみたい。」
姫「ん、ありがとう。」
新しい刀剣が来たということなので鍛刀部屋に向かう。
私たちは再び入室すると部屋中に桜が舞う。
そして、その花弁たちは少しずつ人の形に変わっていく。
そうしてハッキリと少年が現れた。
今剣「ぼくは今剣！義経公のまもりがたななんですよ！どうだ、すごいでしょう？」
清光「えーっとあの義経公の？すごいね。あ、俺は加州清光。あの沖田総司が使っていた刀だよ。」
今剣「そうなんですね！加州さん、よろしくお願いします。」
姫「初めまして、今剣さん。さて、 いきなりで申し訳ないのだけれど……食事にしましょう。」
今剣「わーい！ごはんですね！」
ーー
清光「しょ、食事ってなんだか大変だね。」
今剣「はい……なんだか難しいです。」
清光は初にしては上手だと思うのだが、今剣に関しては
……赤ちゃんかよ、って言いたい位零しまくっている。
私メニュー間違えたかな。
姫「今剣ちゃん〜零しちゃってるじゃない……。」
今剣「だってだって！難しいですよ。」
あー、マジか。鍛刀の子達はちゃんとしつけをしないとだな。
姫「食べ終わったら出陣よ！」
２人「「はーい！」」
出陣先は函館。
敵は弱いものしかいない
あとは私のことについて話さないと。
姫「頑張ってね。」
出陣していく２人を見送りながら考える。どうしたものか。
あさひ「大変ねぇ。」
こん「貴方様……一体どこから？」
あさひ「……ふふ、秘密。」
続く (更新停止中)
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作者名：黄泉 | 作成日時：2018年7月1日 15時
