オッパ… ページ37
EH 「A？！A？！…ごめんなさい…ごめん…起きて…ごめん…A…？A…」
オッパ……大丈夫……
体がふわふわしたような感覚の中
目の前に浮かぶウニョクオッパ
オッパ…どうしたの？…
私は目の前のオッパにそう問いかける
するとハッキリした光景が見えてきた
眩しく光電気と…天井…
周りにはagainのメンバーがいた
ヨナ 「A！大丈夫か？」
ヨナおんにの声と共にメンバーの顔が詰め寄る
A 「…おん…に？…私…」
いっづっ…
頭が針で刺されたように瞬時に痛んだ
ヒキョナ 「A…よかった…でも、捻挫に軽い脳震盪か…3日後…カップルダンスできるかな…」
おんにの言葉にハッとする
A 「オッパは？！」
私がそう聞くと
皆顔を見合わせた
ミンヒョン 「さっき謝りに来たよ…オッパも体調悪かったみたいで…今スジュオッパ達の所にいると思う…」
私はその言葉に衝撃をうける
何で…何でオッパが謝ってるの…
私が体制を整えられなかったからこんなことになったのに…
オッパは悪くない…
私の視界は潤み始めた
A 「オッパは…オッパは悪くないの」
私の言葉に驚くメンバー
A 「私が体制を整えられなかったのが悪いの！…皆…誤解してる…」
私はそう言って起き上がろうとする
スンジ 「A！動いちゃダメよ！」
そう言ってメンバーに抑えられる
ホントは抵抗したかったけど思った以上に体に力が入らなくて、そのまま後ろに倒れる
ミンヒョン 「A？！」
おんに達が私を見る
私は納得がいかなく堪えきれなくなった涙を流した
ヨナ 「私先生呼んでくる」
そう言っておんには病室を出て行った
ミンヒョン 「オッパ達に教えた方がいいかな…」
スンジ 「ですよね…んじゃ私呼んできます」
そういってスンジおんにも病室を出た
私は涙を拭って必死に涙を堪えた
私のせいで…いろんな人に迷惑かけちゃった…
ごめんなさい…
ごめんなさい…
”ごめんなさい…”
オッパの声が頭の中で聞こえる
あれわ…現実だったのかな…
すると、病室が開いて先生が入ってきた
先生 「おぉ…よかった…んじゃちょっと失礼しますね〜」
そう言って先生は聴診器を当てたり私の目を確認したり体のあちこちを異常がないか調べてくれた
先生 「状態は安静していますね…でも捻挫治るとしても最低一週間はかかりますね」
その言葉にハッとする
A 「そんな…」
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作者名：りんみな | 作成日時：2014年9月22日 3時
