10 ページ13
パキリ。
足に激痛が走った。
足を凍らされた。
「クッソ……!!」
良い線行ってたんだけどな。油断したのが悪かったらしい。
「これで終わりだな」
轟くんがぺた、と核に触った。
《ヒーローチーム WIN!》
「ちっくしょ……ごめん。葉隠さん、尾白くん」
後ろにいる二人に軽く笑いかける。仮面ついてて見えないだろうけど。
「いやよくやったよひとりで」
「すっごかったよ〜さすが」
ブワッと轟くんが炎を出して氷を溶かす
「悪かったな」
「レベルが違いすぎた」
確かに結構レベル違ったね。素直にそう思える。
＿＿＿
＿＿
＿
_
授業も終わり、教室へと向かおうと思っていた。
「おい、国幸」
轟くんーーーー…。
帰りたいよ。さっさと帰らせてくれよ。帰らなきゃお母さん心配するだろ。え？マザコン？知らん(
「お前の個性…もう一個の個性。なんでそう隠すんだ？」
「………」
視線を下へ落とす。
言えない。言える訳ないだろ。
「…言えない。言いたくない」
「なんでだ？」
「………!!」
コイツ
意地でも言わす気か。
「…絶対、嫌いになるよ」
「ならねぇから言え」
…嫌いになるくせに。
嘘をつくな、と、黒い感情がどろどろと湧き出てくる。
「自分は喰種だ」
彼を見据え、
この学校から敵扱いされることを覚悟した。
でも
「…喰種か。強ぇわけだな」
彼はそういって、少し笑ってくれた。
「…＿＿＿は…？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒虎(プロフ) - ﾓﾓﾀﾛｻｧﾝさん» なるほど！そうでしたか…ネタバレなどしてしまいすみません！ (2017年5月21日 1時) (
レス) id: 41b30773db (このIDを非表示/違反報告)
ﾓﾓﾀﾛｻｧﾝ(プロフ) - 黒虎さん» 原作のネタバレになるのですがそうですよ〜！しかし夢主はあくまで別人だ、と考えています。佐々木が自分の事をカネキではないと言っていたっぽい場面があったので夢主もそう考えるのではと思ってそうしています〜！ (2017年5月17日 21時) (レス) id: 76efb0dc2d (このIDを非表示/違反報告)
黒虎(プロフ) - あれ?カネキと佐々木って同一人物なんじゃ... (2017年5月14日 0時) (レス) id: 41b30773db (このIDを非表示/違反報告)
ﾓﾓﾀﾛｻｧﾝ(プロフ) - クラウドさん» ひぃ……有難うございます…冬休み突入して時間に空きが出来てきているので頑張りますね…!!応援ありがとうございます嬉しい限りです……!!! (2016年12月25日 12時) (レス) id: c4386ab153 (このIDを非表示/違反報告)
クラウド - めっちゃ面白いです！ゆっくりでいいので更新楽しみに待ってます！これからも頑張ってください！応援してます！ヾ(o´∀｀o)ﾉ (2016年8月17日 23時) (レス) id: bb6ec17bf2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あか彦 | 作成日時：2016年5月3日 23時
