今日:9 hit、昨日:14 hit、合計:3,333 hit
小|中|大
" 大きくなったらAのこと 俺のお嫁さんにしてあげるね "
そう言ってくれた素直だった君はいつの間にかひねくれた勉強にしか興味無い男子高校生になってしまってモテるのに女の子に対しても興味無いのか素っ気なくしてる。
そんな君に私は1度でもいいから
"可愛い"って言われたい。
多くのことなんて望まないから、ただそれだけ。
そして、君のとなりにあと私は何年居られるのか。
もう少し、私の気持ちが吹っ切れるまででいいから隣にいさせて欲しい。
002 ページ3
リビングで朝ごはんを食べていると北斗が降りてきた
「 北斗くんも食べるでしょ? 」
なんて言う私のママの質問に当たり前のように頷いて私の隣の椅子に座ってた。
「 別に毎日朝起こしに来なくていいのに 」
モテるんだからさっさと彼女でも作って登校しろよっていう皮肉を込めて北斗にいうと顔色も変えずに
「 Aのお母さんの朝ごはん食べに来てる 」
と無愛想に答えられた。
分かってはいたけど、小さい頃からずっと一緒で幼なじみの北斗の目に映る私は絶対に女としてなんて映ってなくて、手のかかる女の子。いや女の子としても見られてないかもしれない。
そう言ってくれた素直だった君はいつの間にかひねくれた勉強にしか興味無い男子高校生になってしまってモテるのに女の子に対しても興味無いのか素っ気なくしてる。
そんな君に私は1度でもいいから
"可愛い"って言われたい。
多くのことなんて望まないから、ただそれだけ。
そして、君のとなりにあと私は何年居られるのか。
もう少し、私の気持ちが吹っ切れるまででいいから隣にいさせて欲しい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
92人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:乃愛 x他1人 | 作成日時:2023年9月24日 14時