【第五人格】絵描きは占い師を描きたい！【イライ・クラーク】 (ページ20)

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▽初ゲーム参加ページ20

「うおっ！？」

『おっと…』

曲がり角、傭兵であるナワーブ君と出会った。

丁度、俺はペストマスクをしていたし、フードも被っていて、

明らかに不審者という見た目かもしれないな。

驚かれるのも無理はない、

そう思って、一つ息を吐いた。

「あー…えっと、その仮面だと、
昨日入ってきたAだっけ？」

『よく覚えてましたね
そうですよ、絵描きが役職の人です』

「丁度良かった、今からゲームに参加するんだが、
お前も一緒にやらないか？」

『おや、ありがたい
ゲームのルールも知っておきたかったんです』

「そうか、じゃあ教えてやるよ」

『ありがとうございます』

といっても、ルール自体はゲームで知っているのだが、

おかしいと思われてもあれだからちゃんと聞こう。

ナワーブ君の背を追いかけ、歩く。

というか対戦部屋的なのってこっちなのか。

ピアソンのくそったれ、真反対進んでんぞ。

「ルールは…まぁ、簡単に言うとそうだな四対一の鬼ごっこみたいなもんだ
鬼であるハンターはサバイバーを追いかけ、サバイバーは出口を探す

だが解読機ってのがあって、それを全部で5つ解読しないといけない
解読しきったら、ゲートの暗号機に暗号を入力できるようになる

暗号を入力したら、脱出が可能になる
三人以上脱出で勝利、二人は引き分け、一人は負けだ」

『なるほど…』

「ハンターは捕まえるとサバイバーをロケットチェアって椅子に縛る
しばらくすると荘園に飛ぶんだが、それまでに時間がある

その間に助けることも可能だが、キャンプっていう捕まえたやつの前に待つハンターもいる
その時は解読とかにまわったりしてもいいし、助けに行ってもいい

けど、負傷状態で助けに行くのはやめておいたほうがいい
あぁそうだ、Aは解読とか得意な方か？」

『解読…まぁ機械には少し疎いですが、
集中力は高い方だと思いますよ』

「ならありがてぇな、俺は解読苦手だから任せたい
チェイスとかは俺に任せて来れたらいいぜ」

事細かく、親切にルールを教えてくれるナワーブ君のお話していれば、

ゲーム部屋の前までやってきた。

俺の、デビュー戦だ、頑張ろうか。