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▽暖かい食事とお誘い ページ18

「あ、Aおはようなの!
よく眠れたの?」

『…いや、むしろ寝てないですね
申し訳ないことに』


降りてきてみたが、それなりに人も散っていて、

多分、朝だとしても時間がかなり経った後なんだろう。


そんな時間に降りてきた俺はかなりねぼすけに見えるか。

しかし実際のところ、寝ているというよりかは、

絵に集中しすぎて時間を忘れていただけなのだが。


「寝れないならアロマとか、
リラックス効果のある香水とか貸しましょうか?」

『いや、そういう寝れないじゃなくて、
意識してはないんですが無意識に時間が経っている感じです』


机に座れば、隣に居た調香師、えっとウィラさんだったかな?

こっちでは名前を聞いてなかったはずだから聞くべきだろうか


「そう…あ、自己紹介してなかったわね
私はウィラ・ナイエル、役職は調香師よ よろしくね」

『へい、俺はまぁ昨日説明した気がしますか、
絵描きの霧雨Aっす』


へらへらと笑顔を浮かべていたら、エマちゃんがご飯持ってきて来れた。

暖かいスープとパンだけだけど、それだけでも体にしみる。

空腹に、暖かいスープはすごい嬉しい。


今まで食事は絵に集中しすぎて、いつも冷え切ったのを食べていたから、

暖かい時に食事なんてしたか疑いがあるくらいだ。


「Aの作品とか見てみたいの」

『大して上手いもんでもないですがね
ゴミみたいに部屋に転がってるんで今度部屋に案内いたします』


隣で喜ぶエマちゃんをみていたら痛い視線を感じた。

少し目を横に向ければピアソンがすんごい下手くそな笑顔で俺をみている。

その顔の意図もわからぬ俺は首を傾げて見るだけ。


「や、やぁ…霧雨さん…その、
一緒にゲームに参加しないか?そのために来たんだろ?」

『あぁ、まぁそうっすけど、
何もそんなすげぇ顔しなくてもいいんじゃないすかね

俺は初対面ですし、アンタのこと何も知りませんけど、
今の状態だと結構アンタが嫌っすわ』


そもそも、ピアソンは慈悲家とか言っているが、

実際はロリコンDV男だとか噂があるわけでして。

正直あまりいけ好かないし、エマちゃんに好意を抱いているらしい。

できればやめていただきたいものだ。

▽最低な依頼→←▽集中しすぎる



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蛞蝓。(プロフ) - 白黒さん» いいえ、大丈夫ですよ^^ (2019年1月3日 19時) (レス) id: b2945d23b4 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 蛞蝓。さん» あれ……送れてませんでしたかねすみません!m(_ _)m (2019年1月3日 18時) (レス) id: 9362122ae5 (このIDを非表示/違反報告)
蛞蝓。(プロフ) - 白黒さん» 来てなかったのでこっちから送らせてもらいました…あってますかね? (2019年1月3日 18時) (レス) id: b2945d23b4 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 蛞蝓。さん» 一応申請されてもらいましたりゅー114514ですクズとでも呼んでください((((( (2019年1月2日 21時) (レス) id: 9362122ae5 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 蛞蝓。さん» ありがとうございます! (2019年1月2日 21時) (レス) id: 9362122ae5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蛞蝓。 | 作成日時:2018年12月19日 15時

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