▽お部屋 ページ13
「右隣がフィオナで左隣がイライなの」
『ハスターky…ﾝﾝﾝ！』
嬉しくてついつい余計なことばかりぺらぺらと喋りそうになる。
その度に咳払いでごまかしているが、まぁ、変だろうな。
「Aってよく咳するの」
『あはは…喉が弱いんですよ
一人で集中する時とかほとんど喋らなくて…』
勿論嘘はついていない。
そもそもこんな天使の前で嘘はつけない。
絵に集中すると、目の前のことに熱中してしまって、
そのせいで気付けば一週間も立って不眠不休、
食事もとらずでぶっ倒れたことがあったくらいだ。
『そのイライさんとフィオナさんってどんな人ですか？』
「フィオナもイライもどっちも近付きにくい雰囲気なの…
でもイライのフクロウさんはとっても可愛いの！」
『近付きにくい…か
二人の役職って一体なんです？』
「フィオナが祭司でイライが占い師なの！」
『うわぁ…二人してなんというか狂信的な役職っすね…
俺思ったことずっぱり言っちゃうので気に触れそう』
「そうなったら私が助けてあげるの！」
『天使かyン"ン"！…ありがとうございます』
やはり本音が出かける、が、なんとか咳払いでフォロー(できてない)。
その後、エマちゃんは庭園の世話があるということで行ってしまった。
きっと案山子さんと仲良くやってるんでしょう。
そんなことはさておきですよ。
とにかく部屋に荷物を置きに行こう。
それがちゃんと終わったら、隣人に挨拶しに行かなきゃ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蛞蝓。(プロフ) - 白黒さん» いいえ、大丈夫ですよ^^ (2019年1月3日 19時) (
レス) id: b2945d23b4 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 蛞蝓。さん» あれ……送れてませんでしたかねすみません！m(_ _)m (2019年1月3日 18時) (レス) id: 9362122ae5 (このIDを非表示/違反報告)
蛞蝓。(プロフ) - 白黒さん» 来てなかったのでこっちから送らせてもらいました…あってますかね？ (2019年1月3日 18時) (レス) id: b2945d23b4 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 蛞蝓。さん» 一応申請されてもらいましたりゅー114514ですクズとでも呼んでください((((( (2019年1月2日 21時) (レス) id: 9362122ae5 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 蛞蝓。さん» ありがとうございます！ (2019年1月2日 21時) (レス) id: 9362122ae5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蛞蝓。 | 作成日時：2018年12月19日 15時
