第52話 ページ15
RAM｢さあ、どうします？｣
抂｢もしそれに承諾したら…此処から俺を解放すると約束するか？｣
RAM｢ええ、勿論です｣
スクリーンの向こうでRAMがクククと笑う
抂｢………良いだろう、そこまで言うなら手を組んでやるよ｣
RAM｢それは良かった、すぐに貴方の部屋を用意しましょう｣
抂｢っ！………ハハッ……そんな事だろうと思ったぜ、言ってるだろ？俺は誰かに支配されるつもりは無い｣
ガチャンッという大きい音を立て抂猫の手枷が落ちる
RAM｢まさかっ……｣
抂｢俺はもう捕まるつもりは無い、どうする？俺をここから帰すなら手を組んでやる…そのつもりがないなら、交渉は…決裂だ｣
RAM｢………分かりました…抂猫、貴方を此処から帰します｣
RAMの言葉を聞くと抂猫はニコッと笑い
抂｢あんたが話の分かる奴でよかったよ、じゃあまたのご依頼お待ちしております｣
優雅に一礼し部屋を後にするのだった
RAM｢………………。｣
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
外に出ると一気に力が抜ける
抂｢はぁぁぁぁ……命の危険を感じた…｣
後を着けられていないのを確認し、すぐさま近くの公衆トイレに入る
貴｢ぷはぁ…生き返った〜｣
化粧を直し服を着替えウィッグを取る
いつもの藍木Aに戻るとやっと力が抜ける
貴｢さて、帰るかっと……げっ……｣
スマホの画面を見て背筋が凍り付く
赤井と安室からの恐ろしいほどの着信
貴｢僕、明日まで生きられるかな………｣
重い足取りで公園を後にした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華蝶-Rantyou-(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます、近々更新するので暫くお待ち下さいませ！ (2019年7月1日 5時) (
レス) id: 0c2f4f76e8 (このIDを非表示/違反報告)
華蝶-Rantyou-(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅れてすみません、また更新再開致します！暫くお待ち下さいませ！ (2019年7月1日 5時) (レス) id: 0c2f4f76e8 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 続きが気になるところで…更新楽しみにしてます( *´艸`) (2019年6月7日 21時) (レス) id: 2fa00b3b00 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか？ (2019年6月7日 1時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華蝶-Rantyou- | 作成日時：2018年12月27日 2時
