第50話 バーボンside ページ13
あの狂猫とか言う男、なんか引っ掛る
なんというか、あれが本性じゃない気がするんだ、まだ確信はないが
べ「今日はもういいわ、貴方は帰ってもいいわよ」
狂猫とジンが奥に消えるとおもむろにベルモットがそんな事を言い出す
バ「おや、今日はお送りしなくていいんですか?」
べ「ええ、今日は組織に泊まるのよ」
バ「そうですか…ではお言葉に甘えて」
席を立ち上着を羽織ると狂猫が入っていった扉をチラッと見た
何年も潜入しているが決して入るのは許されない場所
あの扉の向こうに一体何があるのか
何故かやけに胸騒ぎがする
何故僕があのへんちくりんな男の事をここまで心配しないといけないのか
バーボンはため息をつくと組織のアジトを後にした
車に乗り込むとスマホを確認する
LINEが2件、1件は風見から。もう1件は…
降「なんでお前からLINEが来るんだ、赤井」
赤井からだった
トークを開き内容を確認する
赤井昨日からAと連絡が取れないのだが零くん、何か知らないか?
降谷知りませんよ、最近連絡取ってなかったし、どうせまた徹夜して寝てるとかじゃないんですか?…それより貴方狂猫って人物を知っていますか?
赤井いや、聞いた事ないな、そいつがどうかしたのか?
降谷今日、組織にジンが連れて来たんですよ、なんか引っ掛かるんですよね、あの男
赤井狂猫か、俺も少し調べてみよう
降谷お願いします
敵なのか味方なのか
それがわからない以上接触はまずいだろう
もしこちら側の人間ならば…
プルルルルルル プルルルルルル プッ
降「もしもし風見か?少し調べて欲しい男がいるんだ、ああそうだ、大至急頼む」
降谷は電話を切るとスマホをポケットにしまう
エンジンをかけ、車のハンドルを持つと
降「お前がこちら側の人間ならば、利用する価値はあるだろう?」
そういうとアクセルを踏み勢いよく車を発進させた
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華蝶-Rantyou-(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます、近々更新するので暫くお待ち下さいませ! (2019年7月1日 5時) (レス) id: 0c2f4f76e8 (このIDを非表示/違反報告)
華蝶-Rantyou-(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅れてすみません、また更新再開致します!暫くお待ち下さいませ! (2019年7月1日 5時) (レス) id: 0c2f4f76e8 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 続きが気になるところで…更新楽しみにしてます( *´艸`) (2019年6月7日 21時) (レス) id: 2fa00b3b00 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年6月7日 1時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華蝶-Rantyou- | 作成日時:2018年12月27日 2時