第49話 ページ12
中へ入ると辺りは真っ暗だった
後ろで扉が閉まる音がする
カチャリという音と共に鍵を掛けられた
狂「監、禁かよ…」
そう呟き、周りに何か物がないか確認しながら進んでいく
どうやら一直線の細い通路になっているようだった
せめて電気くらいはつけて欲しいなどと思いながら奥へ奥へと進んでいく
どのくらい進んだのかはわからない
行き止まりに気付かず狂猫は思い切り壁に顔面を強打した
ｶﾞﾝｯ
狂「いっつぅぅぅ…ざけんなっ！」
ｺﾞﾝｯと殴るといきなり壁が動き今度は広い真っ白な部屋に辿り着いた
狂「からくり屋敷か此処は」
ぶつけた鼻を摩りながら進むと大きなモニターが目に映る
どうやらこれ以上奥には行けないらしくどうしたものかと考えた末に狂猫は
狂「だーれーかーいっませんかー！！！」
思い切り叫んでみた
するといきなりモニターに電源が入り声が聞こえた
？『よく来ましたね狂猫』
あ、出てきた、ここはとりあえず…
狂「だれだ！？」
？『私はRAM』
まさかのもう組織のNo.2とお話してる訳？
こっわ！めちゃくちゃこっわ！
狂「RAM？聞いた事ある、あんたこの組織のNo.2なんだろ？」
R『ご名答、流石伝説のハッカーですね』
狂「そりゃどうも、んで組織のお偉いさんがこの俺に何の用？」
R『単刀直入に言います、私の右腕になりなさい』
狂「断る。」
R『……………理由を聞いても？』
狂「俺は組織には属さない主義なんだ、確かにお宅はよく依頼してくれるしお偉いさんだけどな、誰かの下について命令されるなんて真っ平御免だね」
R『そうですか、残念です。』
え、納得した？
R『でもまだ諦めませんよ、何度だって勧誘しますから』
これ勧誘か、なんか意外と可愛いなRAM←
狂「なぁ、もう帰ってもいいか？俺忙しいんだよ」
そう言って扉に向かって歩こうとすると後ろから口を抑えられ何かの薬を嗅がされる
狂(あ、これ…やべ……)
べ「ごめんねcoolboy、こんな手荒な真似はしたくないけど…でも貴方が悪いのよ？」
最後に見たのは妖艶に微笑むベルモットの姿だった
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華蝶-Rantyou-(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます、近々更新するので暫くお待ち下さいませ！ (2019年7月1日 5時) (
レス) id: 0c2f4f76e8 (このIDを非表示/違反報告)
華蝶-Rantyou-(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅れてすみません、また更新再開致します！暫くお待ち下さいませ！ (2019年7月1日 5時) (レス) id: 0c2f4f76e8 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 続きが気になるところで…更新楽しみにしてます( *´艸`) (2019年6月7日 21時) (レス) id: 2fa00b3b00 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか？ (2019年6月7日 1時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華蝶-Rantyou- | 作成日時：2018年12月27日 2時
