狼ゲーム Part3

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貴方｢っ…………えっ………………コ、ウ？｣




目の前には





胸を撃たれて血を流しているコウの姿があった





貴方｢！？コウ！しっかりして！コウっ！！｣




飯田｢Aちゃん…｣




貴方｢コウ、やだ、やだよっ。死なないで………1人に、しないでぇ…！｣




飯田｢……Aちゃん、聞いて｣




貴方｢コウっ……！！｣




飯田｢聞けってば！！｣




私は両頬を手で包まれ、無理やりリンタロウくんの方へ向かされた




貴方｢！…………で……なんで、何でコウが……｣




飯田｢…ごめん。どうしても許すことが出来なかった……Aちゃんはあの電車で僕達を助けてくれた…その恋人である新村コウを殺すべきじゃないって思ってたけど…………ごめん｣




貴方｢リンタロウくんを助けた……？あの男の子は……リンタロウくんだったの…………？｣




飯田｢そうだよ。勘違いしてAちゃんも連れてきちゃったけど…気づいた時に逃がしてあげるべきだったね。……ここにいる人達はみんな、5年前の事件に関わりがある人なんだ｣




貴方｢え…？｣




飯田｢神木リツ、土屋タクヤ、霜月ユキナリ。この3人は僕らを車両に閉じこめて、新村コウを含む他の参加者はみんな、犯人であるユウヤを作り上げた人達や、根も葉もない噂で僕らを傷つけたやつらだ｣




貴方｢そ、んな……｣

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