【BL】実はヤンデレな男達。【オリジナル】

2話:犬系男子。 ページ2

？「せんせー！Aせんせー！！！」




…俺を呼んでいるのか？



恐る恐る職員室から顔を出すと、


顔の整ったちょっと阿呆そうな生徒やってくる。




？「やっと見つけた!!!A先生！！！」


「…お前は確か……白鳥、だっけ。」


白鳥「そうでっす!!!覚えてくれてたんすね!!!俺っち嬉しいぃ!!!」




無駄にテンションの高いやつだ…。



白鳥 宗介(しらとり しゅうすけ)


勿論の事だが一度も喋った事が無い。今が初めて。




「俺に何かようか？」


白鳥「いえ！特になんもありません!!ただ俺はA先生と仲良くなりたいんすよ!!!」


「…なかよく……？」



別にそれは構わない事だが。


わざわざ廊下で大声を上げて俺を呼ぶ必要あるか？



白鳥「ということで一緒にお弁当食べましょ!!!(〃'▽'〃)」


「お、おう……いいけど。」




…犬系男子だ。。。




＊＊



白鳥「わぁ！A先生の弁当うまそぉー！！」


「…そうか？普通だと思うけど。」




白鳥はサンドイッチか。


よく見ると卵ばっかだな。。。




白鳥「お弁当って先生がいつも作るんすか？？」


「あぁ。何とかレシピ覚えてな。」


白鳥「そっかそっかぁ〜。今どきは男子も手作りなんですねぇ〜」


「白鳥は作らないのか？」


白鳥「俺は作らないっすよ!!!何せ料理苦手ですもん!!!」




…やっぱ男子は苦手なのかな。




「…唐揚げ食う？」


白鳥「んぇっ!!?いいんすかぁ!!?せんせーやさすぃ!!!」





お前みたいな奴を見ると何故があげたくなってしまう。




…犬っぽいからか……。

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