【鬼滅の刃】轟の妹、鬼殺隊らしいです。 (ページ23)

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拾漆話ページ23

もうこれだけで目が痛いんだけど．．．

煉獄「大丈夫か？」

貴方「ま、まぁ．．．でもちょっと痛いかも．．．私でこれなら、炭治郎たち大丈夫かしら」

煉獄「冨岡がついてるからな。近づかん限り大丈夫だろう」

貴方「．．．外行かない？たぶん気付かれないから」

煉獄「分かった。この空気はさすがに厳しい」

まぁ、ヒーローだけならまだ何とかなるか

これでマスコミとか来られたら．．．

倒れる自信しかないわ．．．

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

カシャッ

煉獄「写真か？」

貴方「えぇ、あの中はあんななのに夜空はいつもきれいだから．．．私、夜は好きなの。鬼が出るんだけどね」

煉獄「うむ、鬼さえ出なければゆっくり星空を眺められるんだがな！」

貴方「えぇ、そうね！」

あ、そういえば

貴方「ねぇ、杏寿郎」

煉獄「む、何だ？」

貴方「ほら、私ってあれ、ナンバー２の娘(仮)じゃない？世の中にそういった情報が出てないからいいんだけど」

煉獄「まぁ、そうだな。俺は霧雨殿の本当の娘になったと思ったんだが」

貴方「ならいいんだけどね．．．それでなんだけど、私の技に蜃気楼の舞ってあるじゃない」

煉獄「あぁ、そういえば竈門少年がその技で迷路を作ってナンバー１を倒したと言っていた！

呼吸で物を作るなんて、前見た時はそんなのなかったよな？」

貴方「えぇ、不可能に等しいわ。師範との稽古で気付いた。まぁ、炭治郎たちに感ずかれないように蜃気楼の舞ってことで通してたけど．．．たぶん、個性が出てるんだわ．．．水の温度を操作する系の個性。．．．母の個性が中心となってできたもの．．．お館様に何と言ったら」

煉獄「鬼殺隊のものは無個性という概念がまだできていないのが救いだな！まぁ、陰に所属しているものには個性があるのだし、そんなにおびえずともいいはずなんだが」

貴方「えぇ、そうね．．．でも、このことをナンバー２が何かしらの形で知ったら？弟があんな目にあったのは私が出て間もないころ。あの人はナンバー１を超えるためならきっと手段を選ばない。
敵を倒すのがヒーローだ？クソくらえよそんなの！」

煉獄「まあまあ、然し、体育祭もあるのだから、いつかは雄英に来るのだろう？」

貴方「頑張るわよ．．．、！この感じ．．．杏寿郎！」

煉獄「よもやよもやだ！行けるか「あら、馬鹿にしてるの」そんなはずでは．．．」

貴方「兎に角、中に行きましょ！感覚組のダウンは厳しい。私も注意するから！」