【鬼滅の刃】轟の妹、鬼殺隊らしいです。 (ページ13)

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拾話ページ13

・・・・・・・暇だ。
貴方「そんなに難しくないはずなんだけど．．．まあ、パンチだけで乗り切ろうとする脳筋らしいから仕方ないかしら」

そう言えば．．．時間って何分だったっけ．．．

まあいいや。←

(炭治郎side)

大丈夫かなA。

俺たちのモニターの前には霧が広がり何も見えない。

今頃暇暇言ってんだろうなぁ．．．

善逸「大丈夫かなぁAちゃん。」

カナヲ「．．．暇すぎてぐたーってしてそう」

炭治郎「それかぶつぶつ文句言ってるかだな．．．」

切島「派手だな霧島の個性！」

葉隠「うんうん！敵の錯乱とかにいいよねーいいなぁ！」

芦戸「それにさそれにさ、子供とかに人気になれそうだよねー」

「「「「・・・・・・」」」」

あいつらの個性とは違って俺たちのは呼吸。

個性みたいだというやつもいるけど、あれは身体能力の一つだから根本的なものから違う。

天性的な能力がない俺たちは努力して努力してやっとできる。

．．．決してあいつらみたいに楽してるわけじゃあない。

かっこいい、派手、すごい．．．それがどうした。

血がにじむほどの努力の結果がこれだ。

Aは目の前で尊敬する師を目の前で殺されて、ずっと怒ってるんだ。

優しいにおいの裏に隠された、鬼と鬼殺隊以外の人に向けられる怒りと憎悪の匂い。

お前らみたいにお気楽にやってるわけじゃあないんだよ．．．

善逸「た、炭治郎．．．？」

炭治郎「ん？ど、どうしたんだ？」

善逸「な、なんか怒りの音がすごいよ？大丈夫？気持ちはわかるけど．．．」

炭治郎「あ、あぁ．．．ごめん」

俺としたことが．．．

(Aside)
もういいや。

霧を一回解除して、残り時間を決闘にしよう！

近接にしなけりゃいいんだよ！

私には木刀とか飛び道具もあるからね！

貴方「かーいじょっ！」

ふっふっふー

少しは楽しませてね！

(オールマイトside)

なっ！

いきなり解除しただと．．．

オール「君は何を考えてるんだい」

貴方「わあっ意外と近くにいたんですねー」

霧が消えたのと同時に

彼女が目の前に現れた。

貴方「ほら、もう少しで時間でしょう？あのままでもよかったんだけどさ、それだと面白くないかなぁーって、暇だなぁーって。いろいろと考えて、挨拶に来ました」

オール「．．．今までどこにいたんだい？」

貴方「この部屋の中央に。ずっといました」

．．．これは、少し厄介だね

貴方「さぁ、遊びましょう？」