マシュマロみたいにふわふわで。 (ページ2)

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マシュマロ 1 ページ2

ガラガラと重い戸をひく音が体育館に響き渡り
中にいたものは手を止め音のあった方をみつめた。

「失礼します…」

そこから現れたのは

大人しそうな小さい女子生徒

1人の男子生徒はその女子生徒が来た理由を察し
怖がらせないようにそっと声をかけた

「君、もしかしてマネージャー希望の子？」

「はっはい！私は男子バレー部マネージャー希望で、今日は見学されてもらうことになりました！

1年瀬戸モモカです！」

モモカと名乗った女子生徒は、丁寧に頭を下げ挨拶をした

「へぇー、監督よくいいって言ったなぁ…珍しい。

まあいいや。

俺は3年天童覚。よろしくね、モモカちゃん。」

天童が名乗ったあとに皆も続けて自己紹介をした。

「はいっ！よろしくお願いしましゅ！」

大事な所で噛んでしまったモモカは顔を紅くしていった。

天童は大爆笑。
他のみんなも肩を震わせながら、大丈夫。噛むのは誰にでもある。とフォロー？をした。

モモカ「わっ笑わないで下さい！こっちも真剣なんです！！」

と、若干涙目になったモモカ。

天童「分かってるよ。

それよりそこで顔を紅くしている白布さん？どしたの？まさかモモカちゃんに惚れた、とか？」

からかうように言った天童。

白布「そんな事ありません。」

と冷たく言い払う。

天童「ホントに〜？」

白布「ホントに」

白布(一目惚れしただなんて言えない…！ゲスモンスター恐ろしい…！)

1人苦悶する白布であった。