みなさーん！授業の時間です！（学パロ）

そのはちー ページ8

太宰「そこで少年は言ったっ‼表現の自由を規制して良いのかとっ！少女は思う。カッコ私はそう思わないわ…カッコ閉じ」

太宰先生の音読は芝居がかっていて面白いのだが、先生の動作と()がでた時にそこもしっかり読む所為で内容が頭に入ってこない。

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女生徒「夢野君さっきから慌てて如何したの？」

夢野「えっ⁉あのね、社会のノート忘れちゃって…」

女生徒「ルーズリーフ貸そっか？」

夢野「大丈夫っ！なんでもノート持ってるからっ！」

私にドヤ顔を向けてくる夢野君。…いるよね、なんでもノート常備してる奴。

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職員室で何やら困っているポオ先生を発見。彼は私の後輩にあたる。

女子教員「如何したの？」

ポオ「それが…消しゴムを忘れてしまったのである。それに加えて、どうにもシャーペンの消しゴムを使うことに抵抗が…」

女子教員「…」

共感できてしまった私は彼のデスクに消しゴムをそっと置いた。

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1学年上の幼馴染ナオミちゃんが私の同学年宮沢君にやらかしちゃった話。

その日、私達のクラスは尾崎先生にレポートを出すよう指示された。それは授業参観で発表するらしい。宮沢君は部活の先輩であるナオミちゃんに相談したらしく、ナオミちゃん曰くこう答えたんだと。

ナオミ「宿題で死ぬ死因についてのレポートなんてどうです？」

お茶目なナオミちゃんの話を間に受けた宮沢君は事業参観で《死因が宿題だった場合、やる気なく死。プリント無く死。やらない死。後回し。やらなかった死。持ってくるの忘れた死。知らなかった死。みんな提出していたのに自分だけが知らなかった死。が主な例としてあげられます！》と堂々と発表してしまった。

馬鹿正直な宮沢君の伝説は職員室で話題になり、私は真実を知った直後ナオミちゃんの教室まで怒りに行く事になった。

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夏の持久走大会。隣には友達の敦。

男子生徒「一緒に走ろうなっ！」

中島「もちろんっ！」

鼓膜をつんざく開始の笛。暫く走って俺が疲れを感じてきた頃、敦に「ヤベェ、体力が…」と話しかけようと横を見たら既におらず、随分先に特徴的な髪の色が見えた。この時初めて敦に対して殺意が湧いた。
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敦君天然だからニコニコ顔で先に行きそう。

そのきゅー→←そのななー

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