任務 ページ3
Aサイド
時は昨日に遡る…。
太宰「Aちゃ〜ん!一緒に心中しよ〜!」
げ、包帯無駄遣い装置が来やがったっ!
『心中しません、死にません、太宰さんウザいです』
散々言ってやったら太宰が落ち込んだ…。って、よく見たら手で顔を隠しながら笑っているっ!ドMなのっ⁉ドMなのねっ⁉こんな先輩を先輩だなんて思いたくないよ。
『太Mさん、顔に任務について話すって書いてありますけどなんの任務なんですか?ちゃっちゃと教えて下さい』
太宰「何気に太Mさんって言ってるところが酷いよねっ⁉好きだよ、Aちゃん‼」
本格的なドMかよ…じゃなくって。
『早く教えろよ』
太宰「最早先輩として見られていないっ⁉」
だめだ…。太宰だと話にならない…。誰か説明してくれる人いないかなぁ。あ、国木田さんがこっちに歩いてくる!よし、国木田さんにきいてみよう!
『国木田さ〜ん!太宰さんが持ってる書類に書いてある任務についてしってますかぁ?』
お願いする時は上目遣いっ!これでおちろ、国木田独歩っ‼
独歩「///!あぁ、知ってるぞ。その書類に書いてある任務は敦とAに頼もうと思っていたものだ。説明するのはいいが…敦がいた方が手っ取り早い。おい太宰、敦を呼んでこい」
太宰「はーい!おーい、敦くーんいるかーい?」
ふぅ、やっと五月蝿い奴がいなくなった。先輩だけど後輩の私の方が精神年齢が上な気がしてしょうがない今日この頃だな…と、もう敦を連れて来たのか、はやいなぁもうちょい静かな時間過ごしたかったんだけど。
敦「太宰さんに呼ばれて来たんですけどAちゃんと同じ任務ってなんですか?」
あぁ、敦には太宰みたいになって欲しくない…太宰に毒されるなよ、敦。
独歩「太宰、例の紙を見せてやれ」
太宰「えー、どーしよっかなー♩」
独歩/A/敦(((イラっ‼)))
『太宰さーん、早く見せないと殺っチャウゾ〜♡』
太宰に殺気をプレゼントしてあげた。
太宰「さ、殺気がっ‼わかった!わかったから!はいどうぞっ‼」
顔を真っ青にしながら(…絶対こんぐらいの殺気で真っ青にならないのに嘘ついてやがる)紙を渡してきたので私が受け取り、敦にも見えるようにする。そして紙に書いてあったものは…
『なに?この任務。』
敦「これは幻覚だよAちゃん」
任務…サーヴァンプ学園に入学し、この学園内にいる吸血鬼を抹消または捕縛する。
…吸血鬼っているの?
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莉緒 - 小説見ました、すごく良かったです。続き待ってます(≧∇≦) (2020年3月31日 20時) (レス) id: bee3297e72 (このIDを非表示/違反報告)
オトギリ様信者 - 文ストとサーヴァンプという夢のコラボ、ありがとございます!これからも応援してます! (2017年8月21日 7時) (レス) id: 678a8b3ad6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シモナ | 作成日時:2016年10月10日 14時