今日:5 hit、昨日:16 hit、合計:22,884 hit
小｜中｜大
【12】 ページ14
藍沢や森本が救命センターに戻ってきた頃にはもうすぐ日付が変わろうとしていた。
手術開始から5時間余りの時間が経っていたが、当直の緋山と藤川、それから白石も何か気がかりなようで、2人が戻ってくるのを待っていた。
戻ってきたのを見るとまるで見計らっていたかのように立ち上がり緋山が藍沢に聞いた。
緋山「藍沢どうだった？」
藍沢「一命は取り留めた。内蔵は無事だったから良かったものの、III度熱傷が広範囲に広がっていて大部分を移植したから、回復には時間がかかりそうだ。」
藤川「でもさぁ、良かったよな！ご両親が泊まりの予定を日帰りに変えて、東京に戻る途中で。そのおかげでお母さんの皮膚を貰うことが出来たし、残ってたTシャツの欠片から遥さんだって分かったし。」
緋山「でもかわいそうよね…ちっちゃい頃から仲がいい従姉妹と慕ってたおじいちゃんがどっちもいなくなっちゃうなんて」
藤川「たしか従姉妹のご両親はあのスマトラ地震で亡くなったんだったよな？もしあのおじいさんが生き残ったとしても、ショックは相当だったよな…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ray(プロフ) - 初めまして。更新楽しみにしてます。 (2017年7月26日 10時) (
レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - 夢主は香月遥ちゃんで良いんですかね？だとすると、名前変換は出来ませんか？ (2017年7月25日 20時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：secret girl | 作成日時：2016年10月19日 21時
