Episode1452 ページ39
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「これも我輩が撒いた種！全部売り切って、
お肉を持って帰っては皆大喜びであります！
チケットはいらんかね〜！
ガキ大将星人リサイタルのチケットはいらんかね〜！」
ケロロは張り切って呼び込みをするが
歩いていく宇宙人は興味すら持たないのか皆素通りして行った。
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「どんなものよりこれが最高ね！
今じゃもう手放せないよォ！
あっという間に痩せられる！ガキ大将星人リサイタル！
今お求め頂いた方には特典としてもう1枚プレゼント！
この機会に是非お求め下さい！」
「何やってるんですか、隊長」
ウインクをしながら言うケロロに宣伝から
帰ってきたギララが一部始終を見てこの感想。
彼のツッコミと共に1つ風が吹いた。
「ギララ、そっちはどうだった？
って…なんか怪我してない？」
「気のせいです」
ただの宣伝活動をしただけというのに
何故かギララは傷を作って帰ってきた。
すると、ケロロの腹の音が鳴った。
「お腹…空いたであります…」
「ギラ…」
_______
「チケットは如何ですか？ガキ大将星人のリサイタルチケットは？
あぁ…寒い…。そうだわ、このチケットを燃やして暖まろう…。
まぁ！これは…幸せのガンプラぁ…。
あぁ…チケットさえ売れれば…」
「…隊長」
「都会人って冷たいんですね…」
マッチ売りの少女をしているケロロに
何故か遠ざけながらギララは見詰める。
しかし、歩いていく宇宙人は目もくれなかった。
あまりの冷たさにケロロは涙した。
______
「あー…」
「…隊長」
中々チケットは売れずケロロはついにそこら辺に倒れてしまう。
「皆のところになんか行けない…行ったって…。
ギララ、本当にごめん…巻き込んじゃって…」
「…あっ」
「ゲロ？」
関係の無いギララを巻き込んでしまったことの罪悪感から
申し訳なさそうに謝るケロロ。
ギララはそんなケロロを見詰めていたが
あるケロン人を見て母音を漏らし、ケロロも前を見る。
「ぎ、ギロロ…。遠足に行ってたんじゃ…」
そう。彼の目の前にはギロロが立っていた。
「お、お前のいない遠足など…遠足じゃないい！」
「ですねぇ！！！」
ギロロに思い切りぶっ飛ばされたケロロは
強く吹き飛んで少しの時間だけ目を回す。
「いきなり何するでありますか！…ゲロ？」
「チケット販売中だ！買っていけぇ！」
「ギロロ…」
リサイタルチケットを売ろうとするギロロにケロロは唖然する。
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Irobi(プロフ) - オリさん» コメントありがとうございます。いえいえ、この小説を読んでくれてとても嬉しく思います。それに一気読みまで…！嬉しすぎてなんて返せば良いか分からないくらいです…。これからも不定期更新ですがこの小説を見てくれると嬉しいです。応援ありがとうございます！ (2022年5月16日 20時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
オリ - 自分が見始めたのは28の時ですが、もう最高過ぎて一気読みしました！キャラ設定が苦手なので伏線等も貼れるその文才とアイデアが羨ましいです！おかげで一番好きな作品が出来たです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年5月16日 6時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ケロロ軍曹好きな一般人さん» コメントありがとうございます。初期から見てくださっていることに驚きを隠せません。とても嬉しいです。ありがとうございます！不定期更新ではありますが、これからもよろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ケロロ軍曹好きな一般人 - 最初の頃から拝見させていただいております。アニメ本編だけではなくオリジナルストーリーもとても面白いです。これからも頑張ってください！ (2022年5月11日 22時) (レス) @page43 id: d16d58fe52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年4月29日 16時
