Episode1437 ページ24
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ケロロが夏美と小雪を押し退けながら自己紹介するが、
タママによって蹴られて強制退場させられる。
「南極タマ江ですぅ!」
「海原モアでーっす!」
「レオ二ード・アルモドバルでございます…」
「誰やねんそれ!」
てっきりククルス・ドアンかと思われたが、
全く違う人の名前が出てきて、
タママはハリセンを持ってギロロにツッコミをした。
「はーっはっはっはっ!」
「う、ウケてます!兄が息も絶え絶えに喜んでます!」
「ほーっほっほっほ!」
「っ!な、753さんは怒ってます!
かなり怒ってらっしゃいます!」
「…そもそもお笑いに興味なかった疑惑」
556にはケロロ達のギャグは面白いとされるが、
753さんは面白くないと思っているのか、
どんどん怒りも大きくなり始めていた。
「ギロロ先輩の最後の一言が決め手に!」
「なにぃ!?俺のせいだと言うのか!?」
「拙者に任せるでござる」
「ど、ドロロ…?三平師匠?」
「ドロロ先輩…」
ステージに登場したドロロは三平師匠の格好をしていた。
ドロロはステージに歩いていき、マイクの前に立つ。
ケロロやタママ、他の人もドロロが一体
何をするのかと緊迫した空気で見守る。
「サンペイです」
「「「ずがーーっ!」」」
ドロロのギャグセンスは全くないことを
ケロロ達は忘れていたのだ。
あまりのしょうもなさにケロロ達はずっこけた。
「ほーっほっほっほ!」
「荒んでます!753さんの心は荒み切っています!」
「えぇ!?あ、どうもすんません!」
「…トドメを刺してどうするんですか、ドロロ先輩」
「ほーっほっほっほ!ほーっほっほっほ!」
とうとうドロロのギャグで怒りの頂点に達し、
753さんはどんどん巨大化していく。
「753さんの怒りと荒みと苛立ちが、
一回転を突破した模様です!」
「そんな!切腹ぅ…」
「ゲロォ!?総員退避!総員退避でありまーす!」
こうなってしまえば753さんを止めることが出来なくなり、
ケロロの命令により、ステージにいた人達は全員逃げ始めた。
「っ、カララちゃんたちも早く!」
「「きゃーーっ!こわーい!!!」」
まだカララとチロロが逃げてないことを見たギララは
珍しく大きな声で2人に呼び掛けると、
2人も753さんを見て恐怖を覚えて逃げ出した。
「きゃっ!」
「カララちゃんっ!…?これって…」
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Irobi(プロフ) - オリさん» コメントありがとうございます。いえいえ、この小説を読んでくれてとても嬉しく思います。それに一気読みまで…!嬉しすぎてなんて返せば良いか分からないくらいです…。これからも不定期更新ですがこの小説を見てくれると嬉しいです。応援ありがとうございます! (2022年5月16日 20時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
オリ - 自分が見始めたのは28の時ですが、もう最高過ぎて一気読みしました!キャラ設定が苦手なので伏線等も貼れるその文才とアイデアが羨ましいです!おかげで一番好きな作品が出来たです!これからも頑張ってください!応援してます! (2022年5月16日 6時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ケロロ軍曹好きな一般人さん» コメントありがとうございます。初期から見てくださっていることに驚きを隠せません。とても嬉しいです。ありがとうございます!不定期更新ではありますが、これからもよろしくお願いします! (2022年5月12日 0時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ケロロ軍曹好きな一般人 - 最初の頃から拝見させていただいております。アニメ本編だけではなくオリジナルストーリーもとても面白いです。これからも頑張ってください! (2022年5月11日 22時) (レス) @page43 id: d16d58fe52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Irobi | 作成日時:2022年4月29日 16時