Episode1433 ページ20
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「ケロン星には古くから、宇宙亀戸天神で
子供の成長を祝って貰うというイベントがあるのであります」
「へぇ、まるで七五三ね」
「そう！そして七五三…じゃなくって、
753さんを…「ほーっほっほっほ」と和ませ、
宇宙千歳飴を貰ってイベントは終了なのであります」
ケロロは幼少期にあった出来事を話し、
ケロン星には地球と同じような行事を
行っていることがここで判明されたのだ。
「それを！よりによって逃げ出してくるとは！」
「だって、753さんちっとも和んでくれないし…」
「なんや知らんけどごっつ怒ってはるんやもん！」
「ゲロ！？」
「…？怒ってる？」
ケロロの回想では優しく微笑んでいた753さんだが、
カララとチロロの言う限りでは「怒っている」らしい。
それに驚愕したケロロは753さんを見て、ギララは耳を疑った。
「あのー…753さん？」
ケロロが声をかけると753さんは思い切りケロロを睨み、
あまりの恐ろしさにケロロは尻もちをついた。
「ほらねー」
「ほーっほっほっほ」
「ゲロォ！？やばいよやばいよ〜！コイツはマジやばいよ〜！」
「…その元ネタってたしかでが「それ以上はダミであります」」
753さんがかなり怒っていると知ったケロロは
見た事のあるネタを披露し、ギララが元ネタについて
名前を出そうとした瞬間、思い切り口を封じた。
「てゆーか、非常事態？」
「え？どうして？」
まだよく分かっていない冬樹は首を傾げながら、
隣に座っていたモアに聞く。
「753さんは自分を和まさせられなかった子供が
何処の星に逃げようととことん追い掛けて来るのであります！」
「そしてそこでもその子供が753さんを和ませられなかった場合…」
「753さんの怒りと荒みと苛立ちは、臨界点を突破し、
その星を滅ぼしてしまうと言われてるのであります！」
「…まぁ、ようはご機嫌取りってことだよね」
「ギララ、それはざっくりし過ぎだ…」
ケロロとギロロの丁寧な説明と、ギララのざっくりとした説明があったが、
要するに753さんを早く和ませなければ、
この星、所謂地球は滅ぼされる可能性に直面しているという訳だ。
「つまり、このままほっといたら、
ペコポンは消滅してしまうかもしれんのだ」
「えぇ？」
「「「っ！」」」
一刻も早く、753さんを和ませなければならなかった。
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Irobi(プロフ) - オリさん» コメントありがとうございます。いえいえ、この小説を読んでくれてとても嬉しく思います。それに一気読みまで…！嬉しすぎてなんて返せば良いか分からないくらいです…。これからも不定期更新ですがこの小説を見てくれると嬉しいです。応援ありがとうございます！ (2022年5月16日 20時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
オリ - 自分が見始めたのは28の時ですが、もう最高過ぎて一気読みしました！キャラ設定が苦手なので伏線等も貼れるその文才とアイデアが羨ましいです！おかげで一番好きな作品が出来たです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年5月16日 6時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ケロロ軍曹好きな一般人さん» コメントありがとうございます。初期から見てくださっていることに驚きを隠せません。とても嬉しいです。ありがとうございます！不定期更新ではありますが、これからもよろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ケロロ軍曹好きな一般人 - 最初の頃から拝見させていただいております。アニメ本編だけではなくオリジナルストーリーもとても面白いです。これからも頑張ってください！ (2022年5月11日 22時) (レス) @page43 id: d16d58fe52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年4月29日 16時
