■Episode1414 ページ1
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【アリサ 闇の狩人 ハロウィン大騒動！ であります】
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［はい皆さんまたお会いしましたねー。
今日はちょっと怖くてちょっと不思議なお話なんですねー］
「…………」
ある夜中の事だった。
ハンモックの上でアイマスクを付けてギララは眠っていた。
「ギララ…ギララ…ギララ」
「…………」
彼の脳内では少女の声が呼んでいた。
何度も何度も呼んでくるその声にギララは顔を少し顰めた。
「…っ」
彼が目を開けるとそこには薄暗い森の中。
辺りを見渡していると、他にも見覚えのある人物が立っていた。
「…冬樹くん？」
「ギララ！ここって何処か分かる？」
「……よく分からない」
ギララの隣には迷い込んだであろう冬樹もおり、
ここが何処なのか把握していないギララは
冬樹の問いに首を振ることしか出来なかった。
「っ！ギララ、何か花の匂いしない？」
「花…？あんまり花に詳しくないから分からない」
「…そっか。…僕の予想が正しければもしかしてこれって…
金木犀の…香り」
冬樹が目の前にあった館に視線を向け、
ギララも不思議に思って冬樹と同じ方を見る。
館の周りには満開の金木犀が咲いていた。
「…いい匂いだね」
「結構好き嫌い分かれるんだよ」
「へぇ」
すると、息を切らしながら誰かが走る音が聞こえ、
冬樹とギララは同時に振り返ると、ある男性が何かに逃げていた。
「っ！」
男性は満月に照らされるある人物を見て足が止まった。
「お前…ペコポン人じゃないな！？」
「…もしかしてあの人…」
本来ならば人間だと言うはずだが、『ペコポン人』と呼ぶので、
ギララはすぐに目の前にいる男性の正体が分かった。
「汝の正体みたり」
「ぐわあああああ！！！！」
少女はポツリとそう呟き、目を開くと、
男性は急に悲鳴を上げて頭を抱え始める。
すると、普通のサラリーマン風の男性からいきなり
半魚人のような宇宙人へと姿を変えた。
否、姿を戻したのだ。
「っ！」
「…やっぱり宇宙人…」
「あ、ばぁれぇたぁかぁ！」
冬樹が驚いた顔をし、ギララは少し眉を顰め、
正体がバレてしまった宇宙人は少女に攻撃を仕掛けるが、
少女はすぐに上に飛んで回避し、
宇宙人は標識が立ててある支柱を拳で折った。
少女はすぐに宇宙人の背後に立ち、
頭の上から10匹の蛇を取り出し、蛇たちは大きく口を開けて宇宙人を襲った。
「ぎゃあああああ！！！」
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Irobi(プロフ) - オリさん» コメントありがとうございます。いえいえ、この小説を読んでくれてとても嬉しく思います。それに一気読みまで…！嬉しすぎてなんて返せば良いか分からないくらいです…。これからも不定期更新ですがこの小説を見てくれると嬉しいです。応援ありがとうございます！ (2022年5月16日 20時) (
レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
オリ - 自分が見始めたのは28の時ですが、もう最高過ぎて一気読みしました！キャラ設定が苦手なので伏線等も貼れるその文才とアイデアが羨ましいです！おかげで一番好きな作品が出来たです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年5月16日 6時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - ケロロ軍曹好きな一般人さん» コメントありがとうございます。初期から見てくださっていることに驚きを隠せません。とても嬉しいです。ありがとうございます！不定期更新ではありますが、これからもよろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
ケロロ軍曹好きな一般人 - 最初の頃から拝見させていただいております。アニメ本編だけではなくオリジナルストーリーもとても面白いです。これからも頑張ってください！ (2022年5月11日 22時) (レス) @page43 id: d16d58fe52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年4月29日 16時
