第8話 ページ9
O｢とりあえず俺の名前は大野智キミは？｣
S｢さ、櫻井翔子です！｣
O｢ふーん。翔子ね｣
綺麗な名前だな
O｢とりあえず俺の友達に連絡したから｣
S｢ありがとうございます！｣
O｢櫻井もさもっと要領よくできねーの？いじめなんて要領の問題じゃね？｣
俺がそう言うと彼女は手を握りしめ俺を睨んできた。
S｢簡単に言わないでください！！あたしだって好きでいじめられてるわけじゃないのに！あ、ごめんなさい…｣
ハッとして彼女はすぐ俺に謝った。
O｢俺もごめん｣
気まづい空気が走った。
O｢あ、N｢オッサン何やってんすか｣あ、ニノ｣
N｢まじ俺がいたからよかったもののいなかったら一晩中ここにいたかもって翔ちゃん？｣
S｢二宮先輩！｣
え？知り合い？
N｢なんで大野さんと居るの？！？まさか！あんた翔ちゃんに手出してないでしょうね！｣
O｢出してねーよ！この女がいじめられて閉じ込められて俺も巻き添いくらったんだよ！｣
N｢いじめって翔ちゃん大丈夫！？｣
S｢いつもの事なので｣
ニノは櫻井をぎゅっと抱きしめた
S｢に、二宮先輩！？｣
N｢ごめんね…俺が守れなくて｣
S｢いいんです…二宮先輩のせいじゃないです｣
ニノは櫻井を離して顔を近づけた。
N｢今度は絶対守るから…｣
櫻井はポポッと頬を赤くしハイっと言った。
N｢！？じゃ翔ちゃん帰りましょ？俺送るよ｣
S｢そ、そんな！申し訳ないです？｣
N｢俺が送りたいの｣
S｢じゃ、じゃあお願いします…｣
ニノのこんな愛おしそうな顔初めて見た。
守りたい子ってこいつか。
そんでこの女もニノに惚れてるのか
N｢じゃ大野さんまたあした｣
ニノが俺の方を向きじゃっ！っと手を降った。
櫻井はちらっと俺の方を向きペコッとお時期をした。
なんか面白くねーな。
つか俺なんか忘れてない？
思い出せないからいいや帰ろう。
つかニノ用事って言ってたのに何故いるの？
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作者名：rilakorilamomo | 作成日時：2019年1月3日 17時
