Bittersweet (ページ4)

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第3話ページ4

Nside

今日から3年生になる俺は大学受験めんどくさいななんて考えながら歩いてた。

ぼーっとしてたら靴箱で愛しの後輩の翔ちゃんがいた。

呼びかけようとしたら翔ちゃんと同い年の子が翔ちゃんの背中にブスと書いた紙を貼っつけた。

そう。翔ちゃんはいじめられている。

理由は翔ちゃんが可愛いからだ。

あいつらは翔ちゃんが可愛いから男を騙してるだなぶりっ子だのなんだかんだ文句をつけて翔ちゃんをいじめ始めた。

N｢あっの雌豚｣

俺は小さく舌打ちをして翔ちゃんの元に駆け寄った。

N｢翔ちゃん！おはよ！｣

俺がそうかけると翔ちゃんはこっちを振り向き

S｢に、二宮先輩！お、おはようございます！｣

可愛い声でそう言った。

ああ可愛い。食べちゃいたい。

そんな願望を頭の隅に置いてそっと翔ちゃんにバレないように背中に手を回した。

S｢え////？｣

N｢ああ、ごめんね？ゴミがついてたから｣

俺は貼ってあった紙を取り自分の背中に隠しぐしゃっと丸めた。

よかった翔ちゃんは気づいてない。

S｢ありがとうございます｣

ニコッと翔ちゃんは笑い言った

可愛い。俺はどんな翔ちゃんでも見惚れてしまう。

早くこのいじめどうにかしなきゃな。俺の頭は翔ちゃんのことしか無かった。