弱虫ペダル×体調不良 (ページ50)

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真波×頭痛② ページ50

銅橋side

俺はあいつと話したい。

あいつに聞きたい事がある。

そう、インターハイの事。

あいつは俺と同い年でインターハイに出た。

俺は出られなかった。

というよりは、嫌がらせで自転車に細工をされたことにキレて退部させられたり、色々あった。

そもそもインターハイのメンバー決めの予選にすら出れてないのだ。

だから、せめて話だけでもと真波に会いに行くことを誓った。

俺はあいつと喋った事はない。

初めて話すが別のクラスだからそこまで行かなければならない。

とりあえず、1時間目が終わったら休み時間に真波のとこに行くか。

それから授業が終わり俺は真波のいる教室に向かった。

銅『おい、真波！』

真波を見つけたがあいつは寝ていた。

そういえばこいつ、いつも寝てるって周りが言ってたな...

流石に俺の声に起きたのか、顔を上げた。

銅『真波、お前に聞きたい事があるんだけど。』

真『...どしたあ？』

銅『今日の昼に話がある。』

真『ん...分かった。』

とりあえず昼に話がある事は伝えたから、また来るとするか。

でもなんかあいつ顔色悪かった？

気のせいか？

それから昼になり、俺は飯を持って真波のとこに行こうとした所でこちらに来る真波を見つけた。

銅『真波！』

俺は声がでかいからか真波以外の奴もこちらを見てくる。

まあ気にはしねえ。

真『話ってなにー？』

銅『飯でも食いながら話そうぜ。』

真『分かった。』

俺たちは俺の教室まで向かい、そこで飯にすることにした。

銅『インターハイの事を教えてくれ！』

俺は思い切って聞いた。

真『...っ...えっと...』

そんなに困る事か？

銅『俺はなにも知らないから、教えて欲しいんだよ！』

真『...んん...』

何でこいつ何も話してくれないんだ？

俺の事が嫌いなのか？

イライラしてくる。

銅『なあ、真波！』

話を聞いてない気がしたからもう一度名前を呼ぶ。

真『...ごめんごめん...』

銅『俺とお前は同級生だけど、話すのは初めてだ。俺の事が気に食わないのか？』

真『...いやいや...』

本当にイライラする。

何なんだよこいつ。

～作者から～
切りが悪いのですが、この先は
【弱虫ペダル×体調不良２】に続きます☆
よろしくお願い致します！