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藤川side
『 お父さん大丈夫ですかー?お子さんお名前は? 』
父「 太陽です! 」
お父さんの方は特に目立った外傷もないし、意識もしっかりしている。緑タグで大丈夫だろう。
『 太陽くん、ちょっとお腹触るね〜〜。
うん、お父さん大丈夫です、安心してくださいね 』
太陽くんは見たところ、擦り傷と腕の骨折だろう。
ということで、念のため黄タグにした。
『 分かりますかー?ちょっと痛いですよ 』
意識がなく倒れている女性の背中を少し叩いた。
意識は戻らず、腹腔内出血と思われる。
このまま放置していると命の危険に関わるため、赤タグにした。
喜多見「 A先生、僕はこの子を見ます。こちらの女性、お願いできますか? 」
『 了解。千住さんこちらの女性急いでストレッチャーで外にお願いします!
夏梅さんこちらへ来れますか? 』
千住「 わかってる! 」
夏梅「 了解 」
女性の救出に関しては、千住さんを含めレスキュー隊にお願いした。
『 徳丸くん、冬木先生、ミンさん聞こえますか?
腹腔内出血の疑いありの体重45キロ、40代前後の女性をERカーへ運びます。
徳丸くんこちらへ来れますか?喜多見チーフたちは他の患者で手が離せません。 』
徳丸「 了解! 」
『 開腹して出血箇所止めます。準備お願いします。 』
喜多見チーフたちは女の子を救ってる。
私は眼の前の患者さんを必ず救う。それだけ。
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作者名:m0m | 作成日時:2023年6月3日 22時