New Game 【 wrwrd＆napori 】

8 … 顔晴れ。 ページ8

¸¸ コネシマside

あれから 二日 経った 今日。
俺には 大きな壁ができてしまった..。

そう。それは .... 、









「 な、生放送 ?! 」

「 そ。今日の21時から する 」

目の前で ファンタグレープを飲みながら
俺にそう告げたのは

実況界の三葉虫 ... 蘭たんだ。



「 んで、前にさ すぎる あれ 撮ったじゃん。」

「 あ 、あ ー っ 。ｳﾝ () 」

(( あれってなんやぁぁぁぁぁっ ))


「 あれ 編集しといてな 。今日 クリペプラやるから 」

「 お、おん 。」


俺は いきなりの生放送 、そして 謎の "あれ" を耳にし 焦るばかりだった。



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《 なんやて ?! 生放送か ! 》

俺は 蘭たんが部屋から出ていったのを確認し、
すぐさま すぎるさんに電話した。


「 やばない..? 撮るならまだしも生放送やなんて... 。 」

俺は 首元に巻いてある黄色い "捻じ捻じ" を
触りながら 言った。

＿これは 前すぎるさんが " 俺のチャームポイントや! 毎日着けといて ! " とお願いされたものだ。

「 すぎるさん 、」


《 ああ 。大体分かっとるで 。》

二人同時に口を開く。





「 LINEで指示ください 」
《 コネシマがんば 》



… ん ？

「 えっ？！」

《 えっ？！ 今回のは 一緒に 撮るらしいから .....》

「 じゃあ LINEできんやつやん ! 」

《 .... のようやな 》


沈黙が続く。そこで すぎるさんが口を開く。


《 しゃあ ないで、 前回の マイクラも俺 やばかったから w そっちでも やらかしてこいや ! ww 》

「 なんでやねん ｯ ! ww 」

すぎるさん と 大爆笑したあと、
部屋の扉が開き、俺は急いで電話をきった。


「 すぎる ？ なんかめっちゃ 笑ってなかった ??」

「 ん、んなわけないやろ !! 空耳や空耳 ! 」


俺は 慌てつつも "すぎる"を演じる 。
蘭たんは そっ、ならいーや。とだけ言って
俺の目の前にコーラを置いた。

「 あとで hacchiさん と Shu3 呼んでくるから 」

蘭たんは背を向け 部屋をでていったあと、俺はスマホをひらいた。
さっきいきなりきったから びびったやろーなぁ ... 。


すぎるさんとの個人チャットを確認する。
そこには、

『 蘭たん来た？いきなりきれたからびっくりしたわw 生放送 とりあえず頑張ってな ! 』

すぎるさんから、可愛らしい男の娘のスタンプ と一緒に送られてきていた。


「 ... 頑張ります っと 」

俺は少しばかりうれしかった。

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顔晴れ、がんばれ と読みます

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