18 … 真実を知る男 ページ18
¸ ¸ 大先生side
最後に見たのは 泣きながら 斧を 振りかぶる
フード姿の男だった。
_ しかも 泣いてる。
( 最期くらい 女を見て 死にたかった )
意識が すこしずつ遠のいていく。
___________ 。
「 しゅー… さんですか ? 」
「 え、あー … ちがいますね… 」
それは この 滝の流れる 神秘的な 川 と 自然に
囲まれたエリアでの話だった。
川 で 容姿を確認していると
目の前には もう1人、容姿を確認する男性が …
( あ、これって )
自分は 左手で 宙を仰ぎ モニターに目をやる。
«ペア» shu3
フード姿に短く切られた短髪。
俺はこいつといれかわっているはず、
しかしちがう。
_ おちつけ。
俺の考えでは、
シッマ⇔すぎる
俺→このひと
ロボロ→フード男
このひと→俺
フード男→このひと
って考え。だからこれを入れ替わった状態で
簡単にまとめれば、
シッマ⇔すぎる
俺⇔このひと
ロボロ⇔フード男
ってわけ。
用紙を見れば目の前の人がペアだけども、
これは "" 中の人が本人でなければならない ""
だからおれは、
ロボロの姿をした中身が " shu3 " に
合わなければならない。
_ しかし、グルちゃんはあんなん言ってたけど
「 これって死んだらどうなるんやろ 」
「 え?!」
目の前にいた フード男はめをぱちくり
させた。
_ 死後は 帰れるのだろうか。
俺はこの世界が "ゲームの世界"だってことを
よく知っている。
まだ 最近だが、
グルちゃんがつくってくれた異世界で
シッマといろいろやったから。
_ またグルちゃん何か企んでるな…。
俺はいったん考えるのをやめると
目の前にいた男に 足元にあった斧に 目をやった。
「 これで 俺を殺してくれん?」
「 ……… はぁっ?!! 」
「 しっ。 静かにせな 」
かれこれ全てを彼に端的に話せば
俺は 逃げた。
_ このゲームは 自分殺しであり、他人殺しである。
おれは 必死に逃げる……
振りをした。
知っている、各々の モニターから
俺たちが " あっち " から見えていること。
だから 下手な真似はできない。
俺は 一か八か 、死後の世界に 希望をかけた。
_ 絶望絶望言ってる俺だって 、たまには希望くらいみせてくれよな。
行き止まり。
そして 二人の距離は縮まっていく?
「 はっ…… はぁ … は … 」
フード男は 斧を強く握りしめたと思ったら
それを足元におき、
ポケットからだした 拳銃を俺に向けた。
「 痛いのは嫌でしょ 」
持つ手は震えていた。
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青の0.3(プロフ) - 紅月さん» ほんとにレス返すの遅くなってすみません!面白いっていって頂けるとほんとに嬉しいです !!!!!! 皆様のためにも 面白いネタ 考えて頑張りたいと思います!! (2018年8月7日 17時) (レス) id: 218ac73873 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 - とっても面白いですね!実況の場面現実で笑ってしまいました!これも最新頑張ってください! (2018年5月21日 20時) (レス) id: b978a7b95f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青の0.3 x他1人 | 作成日時:2017年12月31日 10時