17 … 光と影 ページ17
¸ ¸ shu3 side
暗い 、自分が いま どの方向を向いてるのすらも
わからない。
ふと 上を見上げると 、
ぽっ とオレンジ色の炎が でてきた。
_ あったかい … 。
それに触れようと 手を伸ばす。
あとすこし、あと … ちょっと … 、
あと 数ミリというところで、
今のは無かったかのように
辺りは 明るく、そして 不思議な石造りの部屋に
俺はいた。
「 ここは … 、」
そばに等身大の鏡があり、それを覗いた。
そこには、
十字架の刻まれたネックレスに、
黒色の 薄い タートルネック の上に
少し大きめの オレンジの Tシャツ。
「 だ、、だれだ、、このひと 、、 」
かなりの低身長だが、力はある。
拳を強く握締めると、俺は空中に手をかざした。
するとそこから 小さいモニターが現れた。
慣れた手付きで 画面をスクロールしていく。
_蘭たんが企んでいたのはこれか、、。
俺は小さくため息をつけば、
画面を見つめ直した。
《ペア》鬱先生
スーツ姿に 伸びきった前髪、
黒縁メガネに咥え煙草。
誰だかはしらないが、
中にいるのは 〃コイツ〃じゃないことは
知っている。
近くにあった白紙と、
ポケットの中にあったボールペンをとりだし、
俺は6人の名を並べて書いた。
すぎる、hacchi、コネシマ、メガネ、オレンジTシャツ、そして俺、shu3 。
この迷宮の中で、ペアと再開するのが
目的で、でもそのペアの相手も誰かしらと入れ替わっている…。
「 俺てっきりhacchiさんとかと、入れ替わってると思ったよ、、」
まとめると、
すぎる→コネシマ
コネシマ→すぎる
メガネ→hacchi
オレンジT→メガネ
hacchi→俺
俺→オレンジT
上の2人は前々から入れ替わってたとはきいてたが、ほんとに入れ替わっているのか服装を揃えれば双子のようだった。
_蘭たんは何を企んで…、
俺は机上にあった弓と矢をにぎりしめ、
部屋を後にした。
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¸ ¸ ?? side
「 また やったんやな… 」
「 あー、もう アイツは… 」
俺はポケットの中に 拳銃 、弾 、地図を
詰め込み、フードをふかく被った。
_ 始まりの合図は しらない間に始まってたわけですか、、。
隣にいた男はマフラーをしっかりと
巻きつければ、眼鏡を掛け直しながら、
「 いくで、ゾム 」
そういって、〃その中〃へ
飛び込んだ。
「 久々の運動やな… 」
ゆっくりとその中へ飛び込む。
_ 楽しもうな、シッマ。
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青の0.3(プロフ) - 紅月さん» ほんとにレス返すの遅くなってすみません!面白いっていって頂けるとほんとに嬉しいです !!!!!! 皆様のためにも 面白いネタ 考えて頑張りたいと思います!! (2018年8月7日 17時) (レス) id: 218ac73873 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 - とっても面白いですね!実況の場面現実で笑ってしまいました!これも最新頑張ってください! (2018年5月21日 20時) (レス) id: b978a7b95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青の0.3 x他1人 | 作成日時:2017年12月31日 10時