15 … 四面楚歌。 ページ15
¸ ¸ グルッペンside
「 あ - 、言っておくが … 」
《 知らん ッ !!》
モニターの中で コネシマは
見えない俺に向けて怒鳴れば
そのまま走り去っていってしまった。
「 これだから 狂犬は … 。」
「 でも あの根気はいつまで つづくんだろ 」
そう言って コーラを2本持って
影の方からでてきたのは 、
「 ああ 、まさか 手伝ってくれるとは
思わなかったよ … 。
実況神 … 蘭たん 。」
蘭たんは 目を細め笑うと 俺にコーラをくれた。
蘭たんは前から気になっていた。
なんていっても、実況者の中でも 若く 、
そして実況歴が長い。
ほんとは 蘭たんを使ってみたかったのだが .. 。
蘭たん には 協力してもらうことにした。
これは 蘭たんからの提案でも ある 。
「 すぎる と コネシマ 似てるからさぁ ... 」
蘭たんはコーラを あけ , 口元にもっていった。
俺は 目の前にある 6つの モニターを見る。
その 中にひとつ 、まわりより
一際目立つ 1面が映し出されていた。
「 お、やるじゃん 。」
蘭たんは にやりと 口元を釣り上げる 。
_ 地面いっぱい に広がる 真っ赤なカーペット。
痛みを訴える 綺麗な 黒目 … 。
嗚呼 ,綺麗だ … 。
たとえ ゲームとはいえ、この生々しさは … 。
素晴らしい。
我ながら 、1番の傑作かもしれない。
「 嗚呼 、もっと 殺りあってくれたまえ … ッ ! 」
__ モニターに映る フード男は
血塗れの "それ" を 抱きしめ 、 大粒の涙を流した。
これは 友情を深めたり 、技術面を上げるための ゲームではない。
ただの サバイバルゲームだ。
… おれは狂ってるって ..?
まさか w 楽しんでるのさ 。
そんな 悲しい顔はしないでくれたまえ … 。
これからだよ 。
ストーリーは 。
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¸ ¸ ロボロside
「 ペアが大先生って … 。絶対みつかんない 」
俺は 石ころを蹴りながら
ぶつぶつ とそんな愚痴をつぶやく。
近くにある 水場に歩み寄り、
自分の姿を見る。
「 … 。こう見ると 大先生って ほんと大っきいんやな …… 。」
そこに映るのは俺 … 、いや 違かった。
片目が隠れる長い前髪。黒縁メガネに、
胸ポケットには キャス が入っていた。
「 あ - !!もう。なんで こんなやつと入れ替わらないといけないんだよ ッ ! 」
足元にあった 石ころを 水面に映る 大先生に
投げつけた 。
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青の0.3(プロフ) - 紅月さん» ほんとにレス返すの遅くなってすみません!面白いっていって頂けるとほんとに嬉しいです !!!!!! 皆様のためにも 面白いネタ 考えて頑張りたいと思います!! (2018年8月7日 17時) (レス) id: 218ac73873 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 - とっても面白いですね!実況の場面現実で笑ってしまいました!これも最新頑張ってください! (2018年5月21日 20時) (レス) id: b978a7b95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青の0.3 x他1人 | 作成日時:2017年12月31日 10時