14 … スタートダッシュ。 ページ14
¸¸コネシマside
『 時間のロスタイムでね …。移動してもらいながら きいてもらうよ 。』
_ グルッペンが次に口を開くときには
俺はこの空間にいた。
意識はあるが、周りがあまりにも真っ白すぎて、
前か後ろかわからなくなるくらいだった。
『 まあ、ルールは簡単だ。武器を渡そう。
意味は、わかるよな … 。』
…なんてゲスいやつなんや。
"殺しあえ"とでも言うんか。
俺は 地面に何故か置かれてあった
剣を拾い上げた。
『 みんな パニックになっていると思うが、あと少しすれば 落ち着きを取り戻せるだろう … 。 ん?大先生、その質問を待っていたよ …。 この世界はおれがプロムラリングしたものや …。 』
…大先生もおるんか。
この空間は 一人一人別々の個室のような感じで、
グルッペンからはみんなの声は聞こえるんやな..。
俺は剣を握りしめた。
「 絶対 元に戻る 。」
俺はそう強く決めた。
でも、なぜだろう。この霧がかった気持ちは。
… すぎる との 関係はなくなるのか?
そんな不思議な気持ちを胸に、
ルール説明を聞いた。
グルッペンの作ったゲームは,
自身がプレイヤーとなり、
殺し合う..... ではなく、迷宮の中で
自分のペアと再開することだ。
_ まあ、簡単にまとめると ,
この 迷宮のなかで ,ペアの すぎると
会えれば勝ちってことや。
俺の目の前には "すぎる"と 写真付きで
映し出されていた。
「…武器を持たせるということは ,
途中には敵がいるんやな。」
『 そゆこと 。』
ある程度 説明が終わると
白い空間だったものが、徐々に
迷宮の姿へと変わっていった。
『 あー、言っておくが … 』
「 しらん!」
俺は グルッペンのいうことを遮り、
くらい洞窟へと足を早めた。
_ 簡単なことや。
所詮 アイツが作ったゲームなんやから 。
しかし , ほんとに会えるんか… ?
俺は足を止めた。
洞窟の先に光はない。
「 … こ …」
こわい、こわいこわいこわいこわいコワイコワイ怖い … 。
そう考えると 足は進まなかった。
なんで こんなん 始めたんや … 。
床に座り込む 。
_ すぎる 。
そうや ," ころすんやった " 。
いやちゃう … 。アイツは "俺" や。
俺の大嫌いな 俺をころすんや ... 。
俺はよろよろと立ち上がり ,
剣を強く握った。
自分の 首元にある 捻じ捻じを解き ,
ズボンのベルトループに巻き付ける、
… 慣れない 格好はぎこちないんや。
ぜったいに
__ ころす。
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青の0.3(プロフ) - 紅月さん» ほんとにレス返すの遅くなってすみません!面白いっていって頂けるとほんとに嬉しいです !!!!!! 皆様のためにも 面白いネタ 考えて頑張りたいと思います!! (2018年8月7日 17時) (レス) id: 218ac73873 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 - とっても面白いですね!実況の場面現実で笑ってしまいました!これも最新頑張ってください! (2018年5月21日 20時) (レス) id: b978a7b95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青の0.3 x他1人 | 作成日時:2017年12月31日 10時