検索窓
今日:11 hit、昨日:3 hit、合計:9,872 hit

14 … スタートダッシュ。 ページ14

¸¸コネシマside

『 時間のロスタイムでね …。移動してもらいながら きいてもらうよ 。』

_ グルッペンが次に口を開くときには
俺はこの空間にいた。

意識はあるが、周りがあまりにも真っ白すぎて、
前か後ろかわからなくなるくらいだった。


『 まあ、ルールは簡単だ。武器を渡そう。
意味は、わかるよな … 。』


…なんてゲスいやつなんや。
"殺しあえ"とでも言うんか。

俺は 地面に何故か置かれてあった
剣を拾い上げた。

『 みんな パニックになっていると思うが、あと少しすれば 落ち着きを取り戻せるだろう … 。 ん?大先生、その質問を待っていたよ …。 この世界はおれがプロムラリングしたものや …。 』


…大先生もおるんか。
この空間は 一人一人別々の個室のような感じで、
グルッペンからはみんなの声は聞こえるんやな..。


俺は剣を握りしめた。


「 絶対 元に戻る 。」

俺はそう強く決めた。
でも、なぜだろう。この霧がかった気持ちは。

… すぎる との 関係はなくなるのか?

そんな不思議な気持ちを胸に、
ルール説明を聞いた。


グルッペンの作ったゲームは,
自身がプレイヤーとなり、
殺し合う..... ではなく、迷宮の中で
自分のペアと再開することだ。

_ まあ、簡単にまとめると ,
この 迷宮のなかで ,ペアの すぎると
会えれば勝ちってことや。
俺の目の前には "すぎる"と 写真付きで
映し出されていた。


「…武器を持たせるということは ,
途中には敵がいるんやな。」

『 そゆこと 。』

ある程度 説明が終わると
白い空間だったものが、徐々に
迷宮の姿へと変わっていった。



『 あー、言っておくが … 』

「 しらん!」

俺は グルッペンのいうことを遮り、
くらい洞窟へと足を早めた。


_ 簡単なことや。
所詮 アイツが作ったゲームなんやから 。

しかし , ほんとに会えるんか… ?


俺は足を止めた。

洞窟の先に光はない。


「 … こ …」



こわい、こわいこわいこわいこわいコワイコワイ怖い … 。


そう考えると 足は進まなかった。
なんで こんなん 始めたんや … 。


床に座り込む 。








_ すぎる 。


そうや ," ころすんやった " 。


いやちゃう … 。アイツは "俺" や。

俺の大嫌いな 俺をころすんや ... 。


俺はよろよろと立ち上がり ,
剣を強く握った。


自分の 首元にある 捻じ捻じを解き ,
ズボンのベルトループに巻き付ける、

… 慣れない 格好はぎこちないんや。



ぜったいに

__ ころす。

15 … 四面楚歌。→←13 … New game。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

青の0.3(プロフ) - 紅月さん» ほんとにレス返すの遅くなってすみません!面白いっていって頂けるとほんとに嬉しいです !!!!!! 皆様のためにも 面白いネタ 考えて頑張りたいと思います!! (2018年8月7日 17時) (レス) id: 218ac73873 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 - とっても面白いですね!実況の場面現実で笑ってしまいました!これも最新頑張ってください! (2018年5月21日 20時) (レス) id: b978a7b95f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:青の0.3 x他1人 | 作成日時:2017年12月31日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。