月桂樹2【裏切り】 ページ2
次の日ね、ボクの分の書類、無くなってたの。
トンくんに聞きに行ったらね､
トン｢なんや？寝ぼけてるんやない？｣
って言われちゃった。
そしたらね、ヒメちゃんが
姫｢トントンさ〜ん？｣
ってドアをノックせずに入ってきたの。
そしてヒメちゃん書類出して帰ってったんだ。
そしたらトンくんがんって声出して
書類睨んでるの。
ボクが
『どうしたの？』
って聞いたら
トン｢いや、なんでもないで｣
って言われちゃった
『寝ぼけると困るから書類ボクが直接次から受け取りに来るね。』
トン｢あぁ、わかったわ。｣
その時、心なしかトンくんの視線が冷たいように、感じた。
次の日、ボク任務で失敗しちゃった。
ゾーくんとツーマンだったから、すごい謝ったの。
『ごめんね！ごめんね！』
って。
そしたらゾーくん笑って
ゾム｢人に失敗は一つ二つあるから大丈夫やで！｣
って笑っていってくれた
すごく､嬉しかったの。
でもねそのあと
ヒメちゃんが暗殺部隊の子と
姫｢あの、幹部のAちゃんいるでしょー？｣
兵A｢はい！｣
兵B｢A様がどうか致しましたか？｣
姫｢任務で失敗したんだよ〜？無能じゃなぁい？｣
兵C｢そ、そうですね｣
って話してるの、聞いちゃった。
ちょっと心がいたかったなぁ･･･
でね、問題が次の日なの。
またゾーくんとツーマン任務立ったんだけど、
ボクが
『ミスしないよう、今日はがんばるねっ！』
って言ったら
ゾム｢それが当たり前やぞ？｣
･･･昨日笑顔で許してくれたときとは
かけ離れた顔でそう言って“くれた”。
その時のゾーくんの顔と声と視線が心なしか
冷たいように感じた。
一つ、二つ、三つほら、
もお三つも黒くて深くて甘くて、淡い
沼にずぶずぶ入った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 88人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マユ@腐ったやつ(プロフ) - あむさん» 応援ありがとうございます！気長に待っていただけるとありがたいです！ (2022年6月30日 21時) (
レス) id: 029718c502 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 頑張ってください！待っています。 (2022年3月29日 0時) (レス) @page19 id: db2f6fdc09 (このIDを非表示/違反報告)
マユ(元華兎)@腐った奴(プロフ) - あんですよ〜さん» スノードロップいいですよねぇ｡花言葉って奥が深くて僕も好きです｡タイトルはコネさんが言ってたやつです！ (2022年1月7日 16時) (レス) id: 4ab2126c20 (このIDを非表示/違反報告)
あんですよ〜 - 間違ってたらすいません…好きって言うか面白い…?っていうか…よく漫画であって普通の言葉なのに相手に渡す時変わる花は好きですね (2022年1月7日 2時) (レス) @page13 id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
あんですよ〜 - んふ、スノードロップが好きですねぇ…なんでかって言われると相手に渡す場合の花言葉が好きだからですかねぇ主人公可愛い…タイトルはknさんが言っていた言葉かな? (2022年1月7日 2時) (レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マユ | 作成日時：2021年12月16日 1時
