待て、魔法は専門外だが？【ツイステ】

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どうにもなりませんでした。
とりあえず相部屋らしいですね。

とても、唸られています。
気にしたら負けです。気にしません。
相手は猫ちゃん。猫ちゃんだ。冷静になれ。

「おい」

猫ちゃんに話しかけられましたね。猫ちゃんに。

「無視すんな！！」
「ｱｯﾊｲ、なんですか？」
「さっきラギー先輩と仲良さそうに話してただろ！寮長にも話しかけられてたし……！」

仲良さそう……？寮長に話しかけられ………？ほぼ幻覚では？？？そんなこと言ったら噛み付いてきそうな勢いだけど。まてこれは嫉妬……？女子か可愛いな

「はあ………」
「女の癖に！！」

女の癖に？？へえ？？？女の癖に？？？？

「クソ生意気なお口ですね？」
「ｸﾞｴｯ」


「私には言ってもいいけどそれ他の女の人には言ったらダメよ？そうそう、殴ろうとしても無駄。腕っ節なら負ける気ないけど？？女だけど」
「うぅ……」
「わかったらおとなしくおやすみ？」

パッと手を離せばそのままドサッと倒れてしまった。

職業柄、男女差別はあったため、こういうの言われるとイラッとしてしまう。まあ苛立ちをぶつけたのは申し訳ないね猫ちゃん。

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