第拾玖話［香月美夜：都会って凄い］ ページ20
敦くんに会いに行ったはいいが、彼は仕事があるようで私は暇になってしまった。
何処か、喫茶店に行こうとも思い、ポケットの中を調べてみる。
･･･。お財布忘れてた･･･。
よく考えたら、マンションを出るとき地図と水鉄砲以外を持たずに来てしまった。
部屋の鍵閉めてないな･･･。
色々と忘れてしまったのでマンションへ戻ろう。
ワタシは地図を見ながらマンションへ戻って行った。
･
･
･
はず、だったのだが…
｢此処、何処｣
一面に広がる色とりどりのお花達。
香月はマンションへ戻ったはずだ。
逸れなのに此処は何処なのだ。
｢そうか！マンションで革命が起きて、いつの間にか足が生えて移動できるようになったのか!!｣
うん、都会って凄い！
うん。香月は、前世では都会とも田舎とも言えないような場所に住んでたし、こっちに来てからも家と学校の往復しかしてなかったから、都会のことよくわかんないんだよね。
連絡手段は全て部屋に置いてきてしまった。
｢これはなんというか･･･。詰んだな。｣
どうしよう。そう思いワタシはその場にしゃがみ込んだ。
お花の甘い匂い。おいしそうな匂い。
そして、暖かな陽射し。
突然襲ってくる睡魔に香月は逆らわずに目を閉じた。
第弐拾話 [宮部みゆき：真紅のドレス]→←第拾捌話 [太田紫織：非日常と日常]
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革ベルト
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紅葉蓮＊現在、二作品を集中更新中(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/momizi201282/ ……託します。前回とパスワードは変わっていません。PS．鋼夜さん、下手くそながらつなげておきました。 (2016年11月4日 21時) (携帯から) (
レス) id: 5fe719242e (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - 紅葉蓮＊現在、二作品を集中更新中さん» どうぞどうぞ！！！むしろお願いします！！！ (2016年11月4日 19時) (レス) id: 3a97038ed1 (このIDを非表示/違反報告)
わたうさ(プロフ) - 今まで姿消していてすみません…。またちょこちょこ書いていきます…！ (2016年11月4日 18時) (レス) id: 36c09305b3 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蓮＊現在、二作品を集中更新中(プロフ) - 鋼夜さん» あ、繋げていいですか？ (2016年11月4日 18時) (携帯から) (レス) id: 5fe719242e (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - 紅葉蓮＊現在、二作品を集中更新中さん» 了解です！ありがとうございます！！！ (2016年11月4日 7時) (レス) id: 3a97038ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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