6話、一方その頃 ページ7
胡蝶しのぶside
「本当にここは何処なんでしょうか?」
「だから何度も言ってる通りっす」
ある船の看板で会話する二人の少女、
「もし私だけ来たのだったら、どうしようかしら」
「そんな悲観的にならないでくださいよしのぶさん、晋助様だってしのぶさんのために地球に向かってるんすから」
そうよね、もしかしたらみんないるかもしれない。そう思いしのぶはいつもの笑顔を浮かべた。
炭治郎side
「時透君はなんであそこにいたの?」
「町をうろうろしてたら信女さんにドーナツわけて貰って、あそこにお邪魔してたの」
「た、炭治郎、そろそろ待ち合わせ場所に戻った方が」
確かにそろそろ日がくれる。
「そうだな、あの橋に戻るか。」
「...ねえ、炭治郎待ち合わせって何?」
「あ、時透君は知らないんだったね。」
説明中.......
「へえ、宇随さんも来てたんだ。」
そんなこんなで説明が終わったあと橋に行こうとしたのだが、
「あら?竈門君じゃないですか?」
「しのぶさん?!」
「あ、やっぱり竈門君達だ、てことは竈門君達もこの世界に迷いこんだんですか?」
突然のしのぶさんに驚いてしまう。
「そ、そうなんですよ。」
(お、おい炭治郎、なんだこの音。)
(落ち着くんだ善逸、)
そう、二人が驚いた理由は、しのぶさんの近くにいる人の音や匂いが強烈すぎてしのぶさんが分からなかったから、
「おい胡蝶、このがきたちはなんだ?」
「ああ、この子達は私の同僚です。
同じ立場の人達ですよ、高杉さん。」
こんな怖い匂いの人にニコニコと対応するしのぶさんからは何か恐怖を感じた炭治郎だった。
宇随side
今俺は死にそうになっている。
「ふん、女を侮辱するなんて男の風上にもおけぬ奴だわ」
この怖い女達に拘束されているから、
数分前
「お前は何かこの世界について知らないか?」
「フルフル.....」
このカナヲと言う少女から何か情報がないかと
喋っていたとき、何も話さないこいつに苛立ってきた。
「....あーもう!お前ほんとになんで喋んないの?意味分かんない、地味だなぁー!」
こうどなってしまったのが運のつき
「おぬしら!そこで何をしておるのじゃ」
げ、誰だあれ
「お主、今の暴言聞いておったぞ。少女にそのような暴言を吐くとは、お前ら、捕まえろ!」
「そーだよ天元、最低ダヨー」
か、神威
て言うか、栗花落、お前俺を助けろよ、おろおろしてんじゃねーよ。
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葉っぱ - ありがとう御座います!初めてのコメントでうれしいです!更新頑張りますね (2020年5月16日 10時) (レス) id: 89368fee00 (このIDを非表示/違反報告)
わっふる。 - この小説好きです!(唐突)めっさ面白くてニヤニヤしながら読んでます(笑)更新頑張ってください! (2020年5月9日 22時) (レス) id: c82aeaa931 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜兎好きの葉っぱ | 作成日時:2020年3月12日 11時