５話、俺には分からない ページ5
炭治郎&善逸side
「見れば見るほど変なところだな」
「当たり前だろ？違う世界なんだから、」
炭治郎に適切な事を言う善逸、いつもとは逆の立場だ。
さっきまでは、
「？善逸、なんだか変な匂いがするぞ？」
「た、確かに変な音が、」
「おい小僧、そこを退け！」
いきなり現れた猫のような顔をした半分人間、
「い、い、いいやああァァァォァァァ
なんなのなんなのなんなのなんなのあぁぁぁぁぉぁぁぁ」
「善逸？！、大丈夫だ。落ち着け。」
いつもの状態に早変わり。
「な、何なんだこいつら、お前ら帰るぞ。」
相手も善逸の声に驚いて逃げ帰る始末
「善逸、周りの人に迷惑だからやめてくれ」
「た、たたた炭治郎ーーーー」
「あの、貴方達、こんな道端で失礼ですよ。」
白い服を着た男に注意された。
「す、すみません」
「あなた方、この町に来るのは初めてですか？」
「は、はいそうです」
「なるほど、よかったら道案内しますよ。」
「え、良いんですか？お願いします！」
「ええ、しかし少々寄るところがあるので、そこに寄らせてもらってからになりますがね」
「全然大丈夫です。」
その時善逸は、悟った。
(俺、空気？)
「では早速行きましょう」
「信女さーん只今戻りましたよ。帰りに少々面白い人達を見つけて」
「あら奇遇ね異三郎、私もドーナツ屋の帰りに人に会ったのよ」
「そうですか、あ、どうぞ入ってください」
「ありがとうございます」
炭治郎達が入った部屋の光景は、美味しそうな食べ物に女の人、そして時透君だった。
「あれ、炭治郎？」
「時透君？！時透君もここに来てたの？」
「た、炭治郎、もしかしてこの人、霞柱？」
「そうだぞ善逸、霞柱の時透無一郎君だよ。」
「おや、知り合いでしたか。なら好都合、実は今、仕事の電話が来まして、町案内できなくなってしまったんですよ。」
「そうなんですか、あの、名前だけで良いので教えてくれませんか？」
「私は佐々木異三郎」
「私は今井信女」
「俺は竈門炭治郎です！」
「お、俺は我妻善逸...です」
「僕は時透無一郎」
「そうですか、また会うのは難しいかも知れませんが、また会いましょう」
「ありがとうございました」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葉っぱ - ありがとう御座います！初めてのコメントでうれしいです！更新頑張りますね (2020年5月16日 10時) (
レス) id: 89368fee00 (このIDを非表示/違反報告)
わっふる。 - この小説好きです！(唐突)めっさ面白くてニヤニヤしながら読んでます(笑)更新頑張ってください！ (2020年5月9日 22時) (レス) id: c82aeaa931 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜兎好きの葉っぱ | 作成日時：2020年3月12日 11時
