4話、合流 ページ4
宇随side
「たく本当にこの世界はどうなってやがんだ」
宇随は屋根の上から町を見下ろしていた。
鬼のような外見をした怪物がいるが、音からして鬼じゃねえ。
「おーい、君、どうしたの?」
とっさに振り替えるが誰もいない。
なんだ俺に言ったんじゃなかったのか。
ん?あれって
「.............」
「ねえ、何で何も喋んないの?」
「.............」
「おーい。ねえ、聞いてる?君侍?」
「.......」
フルフル...
「ちぇ、違うのか」
「君、さっきから何も喋んないよ、しやべれないの?」
あいつ、何してんだ?
「......」
スッ....パンッ
「私は喋れます。、えと、ここはどこですか?
「へぇ喋れるんだ。ここは地球、侍の星だよ」
神威side
数分前
「うーんやっぱり地球のご飯は美味しいね」
「たく食べすぎんなよ、団長」
「分かってるよ、阿武兎、」
ドンッ
?
「なんだ?」
外では女の子が転んでいる。
「刀?もしかしてあの娘も侍かな?
ちょっと見てくるね」
「あ、おい団長」
「ねえ、君、大丈夫?」
「............」
そんな会話を繰り返し今に至る。
「侍の....星」
これじゃ分からないかな?
「侍?」
侍が分かんないかな?
「んーとね、簡単に言うと、ここは地球の歌舞伎町だよ」
「.......」
ほんとに何なんだこの子、
「えーと何か一緒に来た人とか知ってる人とかいないかな?」
「!あ、あそこの」
あそこ?
あーあの屋根の上の奴か。
「おーいそこのお兄さん、ちょっと来てくれなーい?」
さて、これで大丈夫かな?
「お前は胡蝶の。何してんだ?」
「..........」
「じゃあ俺はもう行くんで後は宜しく」
「ちょっと待ってくれ、俺たちこの町、初めてだから、案内してくれないか?」
うーん。めんどいけどやることないし良いか。
「うん、良いよただ僕もそこまでこの町詳しい訳じゃないよ」
「いや、ありがたいぜ」
「聞いてたよね、阿武兎、俺はこの人たちといるから」
「え、ちょい団長!」
「んで、君たちはどうしてここに来たの?」
「いや、気づいたらここに来てたんだよ」
そんなことあるのか?
「........宇随さん」
「どうした?」
「炭治郎は?」
さっきから二人で話してるけど、内容が分かんないんだよ。
「ねぇ、俺君たちの名前知らないんだけど」
「あぁそうか、俺が宇随天元で、こっちが栗花落カナヲだお前は?」
「俺は神威、よろしくね」
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葉っぱ - ありがとう御座います!初めてのコメントでうれしいです!更新頑張りますね (2020年5月16日 10時) (レス) id: 89368fee00 (このIDを非表示/違反報告)
わっふる。 - この小説好きです!(唐突)めっさ面白くてニヤニヤしながら読んでます(笑)更新頑張ってください! (2020年5月9日 22時) (レス) id: c82aeaa931 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜兎好きの葉っぱ | 作成日時:2020年3月12日 11時